園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

南郷のカッコーの森には「魔物」がいた

2019-06-27 15:55:50 | 日記

園長です。

 待ちに待った「サッカー大会」、天気も上々・・・優勝目指してがんばるぞおお~。勇ましく保育園の玄関を出発した我が園の子供たち。予選ブロックは2勝1分け1敗で予選は藤覚保育園に次いで2番目に通過する算段をしていました。ところが・・・・初戦「福聚」に0-0で引き分け。あれれ・・、なんかおかしいぞ。2戦目「尻内」にも0-0引き分け。どうした長坂・・・。応援団の顔色も次第に険しく。3戦目は最近好調の「虹の丘」、ここには引き分けの予定でしたが、もう後がない。勝つぞお、と思っていたら1点取られた。そのままゲームセット。最終戦は強豪「藤覚」、今年も強い。例年だといいライバルなのだが、今年は1回も勝てない。実は大会の前にこっそり練習試合をしていたのです。結果は散々。1点も取ることができませんでした。予定通り0-2で負け。同じ勝ち点同士の福聚との得失点差勝負です。いざ、えっ、福聚が藤覚から1点取った・・・・。お互い傷をなめあうこともなく(実は福聚とPK戦を想定していた)見事に最下位。かつてこんなことがあっただろうか・・・真っ白くなった頭の中を一生懸命思い出してみたが、該当なし。この大会が始まったのは平成元年、4園から始まった。長坂は4チーム中4位。1点も取れず、子どもたちが号泣した。それから数えること31年。参加チームは5倍の20チームになった。あの時と同じ最下位。でも何かが違う。そう、負けて悔し涙を流す子がいない。まして号泣す子もいない。あっけらかんとした子供たち・・・。中には保護者の檄に涙していた子もいたが、とても静かな敗戦でした。笛吹けど踊らず。そのうち本気を出すだろうとのんびり構えていた。伝統と歴史がある・・・は通用しないことが分かった。秋に向けて険しいいばらの道になりそうだが、せめて公式戦1勝(予選ブロック敗退後の交流戦は私の中ではカウントしない)を目指して頑張りたいと思う。この際あらゆる神社にお参りし、「組み合わせ抽選会」で良い籤運に恵まれるようお祓いをしてもらおうかと思う。最後は「神頼み」するしかない長坂保育園です。

 さて、本選は前回勝手にベスト8を予想しましたが、見事7チームを的中させました。外れたのは長坂のCブロック。福聚が長坂と同じ道を歩み、お互いドベ争い。その間隙を縫って勝ち上がったのがここ3年くらい実力を増してきた虹の丘。本当は少しだけ頭をよぎったのだが、長坂も頑張る・・・ということで感が鈍ってしまった。でもあまり当たるのも怖いような気がする。まあ、それだけポイントをつかんでいると言ことですが、わが園のためにはくその役にも立ちませんでした。(糞さんごめんなさい。)優勝した藤覚と準優勝の南売市。本当に素晴らしいチームでした。決勝戦は手に汗握る攻防が続きましたが、手練手管に勝る藤覚がやはり一枚上手でした。両園の活躍は他のチームの手本となることでしょう。3位の小中野は準決勝で南売市とし烈な戦いに敗れましたが、素晴らしいチームでした。城下も組み合わせによってはもっと上位に行けるようなチームでした。そして虹の丘。ここ数年ベスト8の常連になってきました。迫力がないのはユニフォームがやさしすぎるせいかな。それでもいつの間にか決勝トーナメントに顔を出すのは実力がある証拠。これからの活躍に期待します。三条もいいチームでした。キーパーはピカ一でした。得点力が上がると面白い存在になりそう。予選を突破することがこんなに大変だったことを忘れていました。秋は謙虚に準備しようと思います。でも、悔しいなあ。

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