イタリアワインをこよなく愛する名古屋の歯科医ブログ

イタリアワイン好きの名古屋の歯科医が、診療室でおこる日々の出来事や、その日出逢ったワインのことを綴ります

ディベートべたな日本人

2010年12月20日 | Weblog
先週金曜日は、昭和大学歯学部教授の新谷 悟先生の誕生会が、賑やかに開催され
僕も、東京までお祝いに行ってきました

新谷教授は岡山大学の先輩で、名古屋の癌センターにいらした時期もあり、
公私ともにいろいろと良くしていただいています

それにしても、バラエティーに富んだ出席者の顔ぶれにびっくりです

先ず、誕生会に先立ちダルビッシュ父の講演です

後ろ姿ですが、右がダルビッシュ父、左が新谷教授です

日本在住28年、日本人を客観的にみたお話に納得させられました
その中で、日本人のディベート能力の低さを憂慮されていました

日本人は公の場で、反対意見や、厳しい意見を言われるとシュンとなったり、
あんな人嫌いだ、みたいな感じになり、ディベート自体が成り立たないことが多いと

それに対して、他の国、特にアメリカ人はディベートの文化があるので、
テーブルの上ではガンガン意見を戦わせ、テーブルの下ではシェイクハンドしてる
今その人が言っている意見は嫌いだから、議論を戦わせるけど、
その人の事を嫌いになるわけではないと

う~ん、なるほど、確かに日本人に足りないところだし、国際舞台では致命的ですよね
韓国や中国の人たちも、ガンガン自分の意見をぶつけてきますからね

聖徳太子以来、「和をもって尊しとせよ」と教えられたきた日本人ですからねえ、
難しいかもしれません。。。

僕らの勉強会JARDでも、最近は随分と質問が出るようになりましたが、
まだまだ、意見をぶつけ合うという雰囲気になっていません
最後は、よく頑張りました、ちゃんちゃんみたいな感じです

JARDもその辺りが変わってくると、もっと良いグループになっていけるのにな~っと、
ダルビッシュ父の話を聞いて思いました、来年以降に期待です

しかしダルビッシュ父、なかなかの文化人でした


その他、深津絵里のお母さまで、書道家の深津諭美子さんが書道パフォーマンスを見せたり、


2009年ミス・ワールドのモデルちゃんが来てたり、


天才ギター少女が来て、ベンチャーズを演奏したり


盛りだくさんな一夜でした
しかし、教授と奥様の人脈の広さにびっくりです

見習はないと