案内は名札がないが、篠崎さんだろうか。抜けるような晴天で紅葉も色づくが、夏の暑さで枯れているのが多い。紅葉というより枯葉だ。
25人と少なめ、笑意軒の屋根は葺き終わったが内装はまだとのことで見学できず。10月末の工期が延びているらしい。今回は上品でストレスもない。案内は事故が起こらないように場所ごとの飛石への注意を呼び掛ける。
松琴亭の茶室をしげしげ見る。躙り口から奥に延びる三畳台目。「遠州好八窓囲」に準じた八つの窓。台目畳は化粧屋根裏、三畳は竹竿縁蒲天井とオーソドックス。( http://mikiocha.jugem.jp/?page=11&cid=8 )主人の左横の下地窓は二の間に通じ、奥の窓は物入に通じるという間接採光が特徴。( http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1015642/4?tocOpened=1 )
ゆっくり歩いて、あまり気が付かない景色を写真に撮る。空がちょっと霞んでいて、愛宕山も柔らかに見える。
外の穂垣では幼稚園のどんぐり拾い。心が和む