このところCDを買わなかったが、ネットで安いと分かりハイドンの四重奏の全集(25枚組)が割引で1万円なので買った。もともと弦楽器が好きで、室内楽、ヴァイオリン奏者全集などが多い。<o:p></o:p>
モーツアルトの四重奏も全集で聞いてみて初期の作品が気に入った。全集で聞いてみると作曲者の履歴が分かるようで楽しいのとめったに聴かない曲にお気に入りの発見がある。ハイドンの四重奏全集は聴いていて単純に楽しい。今のところ後期になるに従って楽しめるようだ。モーツアルトよりも更に「春風駘蕩」のようでとても和める。<o:p></o:p>
古典音楽は季節により聴き方が変わる。秋が本格的な始まりで、大体バイオリン・ソナタから入り、室内楽、弦の協奏曲へ。室内楽が多い。冬は交響曲など重めになる。春は管弦楽など派手目のもの、明るめの室内楽など。夏に古典音楽は聴く気にならず、聴くとしたらあまり聴かないピアノが多い。そのかわり渋くジャズや古典的ロックも多い。夏はボストン・シンフォニーがボストン・ポップスになるようなものだ。(シンフォニーホールの椅子が取り払われる。郊外でタングルウッドの音楽祭もある)<o:p></o:p>
5月の連休にオーディオのメンテナンスをするのが通例で、接点の磨きなおしやプレイヤー(特にSMEのナイフエッジ)などは手間がかかるが楽しい。(そういえば自転車もだ)<o:p></o:p>
最近オーディオはシンプルな構成にしているが、それでも接点の汚れは溜まる。手入れは音楽を聴きこみ始める秋でも良いのだが、秋はスケッチなど忙しいので春にしている。驚くほど汚れがある。脱磁処理も含めて2時間程で完了し、久々にレコードをかけるとさっぱりした感じがする。音の鮮度が上がったようだ。<o:p></o:p>