中華料理の3悪に「化学調味料」、「砂糖」、「餡かけ」が挙げられていた。要は、甘すぎで餡がべとべとで旨味のありすぎる酢豚が代表例だ。<o:p></o:p>
歌謡曲も、これに順ずると「エコー」、「ドンシャリ」、「ボーカルのぼやけ」がある。<o:p></o:p>
「エコー」は電気処理でおなじみのもの。昔は風呂屋で歌を歌うと上手く聴こえるといったような残響だったが、今やなんでも電気処理でできる。また、楽器も電気的になり、音色、響きが自在だ。<o:p></o:p>
「ドンシャリ」はボーカル帯が薄く、迫力が感じられる中低域(本当の低域まで行くと風のような感じ)と中高域(本当の広域は空気感のようなもの)が張っている、イコライザー(周波数帯)加工だ。<o:p></o:p>
「ボーカルのぼやけ」はオフマイク(ボーカルなのに)のような感じや、バック演奏のバランス強化がある。要は「口の動きがよくわからない」録音だ。<o:p></o:p>
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対して、古典音楽は、オンマイク、マルチマイク、多重録音という昔のカラヤンなどの録音もあるが、エコーはかけない、アコースティック楽器(電気楽器でない)が一部の近代古典音楽を除き主だ。最近、歌謡曲を良く聞くが古い録音は特に3悪が多い。古典音楽を聴くと拍子抜けするくらいだ。<o:p></o:p>
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ジャズのボーカルはオンマイクで腰のすわったものが多い<o:p></o:p>
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