万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

捨て猫ではなくノラ猫登場

2012年07月22日 | 里親募集中
初めてにして身の程知らずの里親さがし。
子猫たちの「シャー!! パッ!!! パッ!!」にびくびくしている魔女だった。


ありがたいほど涼しい今日、王様はぐー。

曇りの日はよく眠れる♪


隣の保護部屋兼パソ部屋では、

出てきた茶白くん。

まだ人間を信用してない目ですな。


こちらは部屋からなかなか出てこない白さん。

目がブルーなんだけど、見ていただけるのはもう少し先か・・・


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ことの始まりは1週間前の夜、
「あんたんちの下で子猫の鳴き声がして、人だかりがしてるよ」と姉から電話があった。

だからどうした。
すでに風呂も済ませて寝間着に着替えてしまっている私が、そんな所へ出かけていくとでも思うのか。


たしかに行かなかった。

6階の非常階段から下をのぞいてしまっただけだ。


子猫の声は明らかに「腹減ったーーーーっっっ!」のものだった。
その声は悲鳴にも近い。

数人の人たちが、子猫を探そうとビルの隙間のあっちをのぞき、こっちをのぞき・・・

子猫は人間が近づくとどこかに潜り込んでしまうらしく、
鳴き声と探し回る人々が延々とあっちへ行ったりこっちへ来たりしていた。


そうして、いっこうに捕まらない子猫に、人たちはため息混じりに去っていった。


『ダメだ!
外猫に病気があったらどうする?
免疫力の弱いリーに感染したら、どうする?
いや、たとえ病気の感染がなかったとしても、
王様として過ごしてきたリーが、子猫を連れ込んだストレスで体調を悪くしたら?

それに、保護部屋作るっていくらかかるの?
初期の医療費と避妊手術と・・・・・』


一階におりていった。
ビルとビルの隙間に人々が猫にあげたらしき食べ物の包み紙が見えた。
そして、薄暗がりに走り去る白っぽい子猫が見えた。


2匹かよぉ・・・・・!



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魔女が漕ぎ方もわからない舟に乗ってしまう少し前だな