万里村奈加の部屋

ネコとつまみ食いと、時々マンガの日々

からまってます

2010年06月08日 | ネコ日和
「ただいまーっ!」実家から帰宅した魔女。

いつもだったらお迎えしてくれる王様が、今日は来ない。



寝ているのかと思ったが、部屋の隅っこに座っていた。
目をまん丸に見開いて。


「どうしたの?虫でも見つけた?」
王様に近づいたら、ほのかに漂う臭いが・・・・。


ああ、そう言えば今日はまだだった。

下痢をしてご飯を少し減らしたせいか、明け方のウンチングタイムがずれていたのだ。


魔女は王様がウンチをすると「グッジョーーブ!」と褒める習慣がある。
褒めてもらいたいわけではないだろうが、
魔女が出かけていると、帰ってくるまでウンチを我慢していることがよくある。
そういう時は、お迎えをすると一目散にトイレに駆け込みウンチをしてみせる。


「ゴメンね、もう少し早く帰ってくれば良かったね。間に合わずに出ちゃった?
 どーれ、いいのが出てるかなー?」

魔女はネコ砂をかいてウンチを探す。



ざーりざーりざーり・・・・・ざーりざーり・・・・・・・ざーり


ん?・・・・・ない?!
魔女が王様を見つめ返しても王様は座ったまま動かない。
じっと座ったまま、部屋の隅から全く動かない。

目をまん丸に見開いたまま・・・・。




お尻の毛に巨大なウンチがからまっていた。
そのまま王様を抱えて風呂場へダッシュ!


どれくらい座り続けていたのか・・・・。
ものすごく困っていたに違いない。


王様が子供のころ、トリミングのお姉さんにやってもらっていたように
肛門の周りを短くカットできるだろうか。

とりあえず、王様の下痢は治ったようだ。