若葉の京都の思い出
三千院から駐車場へ戻り、もう一つ徒歩圏内の「寂光院」を目指しました。道路の反対側ですが、進入路が分かり難いので、駐車場の小屋にいたおじさんおばさんに行き方を聞きました。「行くの?」と怪訝な顔に見えましたが、親切に解説してくれました。田んぼのあぜ道、小川の土手のような道を辿って、寂光院に着きました。
「本堂改修中につき仮本堂です」の張り紙、受付で念押しをされて「志納金」(拝観料ではありません。お寺の維持の協力金です。)を払い中に入ります。張り紙通り、火災で焼失した本堂は覆われ再建中で、簡易な仮本堂でした。
本堂ではありません、このために来たのです。「平家物語の庭園」です。入り口に“結界”ご丁寧に張り紙です。「庭が荒れますので立ち入り禁止」。それではもう一つ、お茶室孤雲の庭園です。こちらは、扉が閉ざされ、塀越しに僅かに覗くのみでした。何もすることはありません。道理でお客もまばらでした。やむを得ず帰り道、受付に抗議しました。庭も見せずに志納金とはどういうことですか!もちろん無視されました。2005年5月のことです。現在は本堂は再建されています。庭園の開放がされているかは分かりません、2度と訪れることはないでしょうから・・・。
帰り道、道の脇にある何軒かの掘っ立て小屋のおみやげ屋が、全て店を閉めている意味が分かりました。お客が来ないのです、三千院の賑わいと対照的に。従って、写真がありません、残念!!
気を取り直して車に戻り峠越えしました。清々しい貴船の流れを見て、さっきまでの不愉快な気分は、吹っ飛びました。道路沿いに並ぶ野天の川床にも人がくつろいでいます。
豪華に装った川床もあります。昼食は済ませてきました。車の運転があります。一杯飲めません。眺めるだけです、これ又、残念!!
貴船神社にお参りして、京都市内に戻りました。そして、上加茂神社で、葵祭に遭遇した項に、繋がります。
いまだに腹の虫が治まらないので、写真と関係なくぶちまけました。寂光院のホームページでは、庭を売り物にしています。あの時と違い、現在解放されていることを願っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます