東京メトロの溜池山王駅、改札を出て地下道をおよそ5分くらい歩いて13番出口を出ると、その名も桜坂の入り口につきます。 赤坂アークヒルズのビル群を取り巻くように、桜並木が続いています。
昨日は日曜日、中央の広場では舞台上でアトラクションが開かれ、大勢の人波に覆われていました。我々幼なじみの一行16名も、ぞろぞろ桜を仰ぎ見ながらはぐれないよう移動します。さいわい、道路脇の並木ですから広場はありませんから、ブルーシートも宴会の狂騒もありません。多勢での移動ですから、立ち止まると通行の妨げになります。見物の人波も同じ思いでしょうか、同じ速度で移動します。時折植え込みのとぎれた幅のある場所で記念写真などを撮っています。
コンクリートで囲まれた都心でも、季節の花は間違いなく咲きます。自然の偉大さに感服します。六本木通りの遙か先に、2日前に開業したばかりの“東京ミッドタウン”が、桜に霞んで望まれます。
こんなに沢山の高層ビルが建てられて、満杯状態の需要があると聞きますが、身近での零細企業の倒産や事業閉鎖の話と乖離していて、格差の拡大に思いが至ります。
野次馬根性で帰路、外観だけですが見てきました。写真の整理がついたら、掲載したいのですが!?