4月8日、美濃市へ向かいましたが、到着は午後5時近くになりそうです。資料館などは閉館してしまいます。うだつ見物は翌日として、予定していた美濃太田の駅前に宿泊しました。まだ日があるので、とりあえず太田宿中山道会館に立ち寄り情報収集です。近年建てられたばかりですが、宿場町の雰囲気を醸し出しています。ちょうど花祭りで、子供の花車が通り過ぎていきます。
通りに出てすぐ隣が、脇本陣です。予期せぬ事です。見事なうだつが上がっていました。正面には本陣が門だけ残っています。
写真を整理していて気が付きました。パンフレットやガイドは、掲載したのとは逆方向からの図柄ばかりです。特徴を出すのは、どちらの方向がよいのでしょうか。参考までに、パンフレットの方向からの写真です。
通りには、宿場町の雰囲気を残す建物が点在しています。
残念ながら点在です。連続した町並みは、撮すことが出来ませんでした。趣のある建物は残っているのですが、無粋な現代家屋に邪魔をされて、町並みがとぎれます。観光客目当てでなくても、中山道太田宿としての保存は困難かもしれません。太田の渡し跡、舟番屋跡などが散在しています。跡のままか復元されていても、ふつうの建物が建ち並ぶ中、舗装された中山道を辿っていくのは、かなりの物好きになります。
ホテルを探す時、美濃太田なのか美濃加茂なのか迷いました。美濃加茂市の歴史で何となく分かりました。市制を施く時、美濃の国加茂郡の数町村が合併したので美濃加茂市となったとありました。中山道の中心は太田宿であり、美濃太田駅はJR高山線、大多線、旧国鉄の越美南線現長良川鉄道の分岐駅として交通の要となっています。ホテルの窓から、朝の駅ともやに霞む市街を望みました。
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