北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

さすが鋳物の町 古城公園:富山県高岡市

2009-08-24 14:21:48 | ぶらり旅

 当初、盆休み2日目14日は直接能登輪島まで入ってしまうことも考えましたが、一日殆ど車の中にいることになってしまいます。それでは旅ではなく高速道1000円に踊らされた「ミーハー族」(古!今の人には意味も分からないカモ!)にすぎなく、自称“旅”通のプライドが許さず、富山に寄ることにしたのでした。もっともこのblog、スタートは偶然富山県・砺波の山居村からなので、富山県には縁がありそうですが、通常は金沢や若狭など北陸地方への通過点に過ぎなく、殆ど未知の地域となっていました。数十年前、我が夫婦全く未知らぬ時代に、各々宇奈月黒部渓谷へは訪れているのですが・・・。

 ということで富山市をスポットで巡り、町並み散策と予定外の収穫を持って宿泊地高岡へ、夕方とはいえ日の高い内に着いていました。金屋町や古い町並み土蔵造りは前回砺波へ来た折り寄っていましたので、今回は高岡古城公園に照準を合わせました。北駐車場に車を置き階段を丘に登ると広々とした草原が広がっていました。



 先ずは案内板で廻る順序を確認して傍らを見ると、茶室風建物が見えました。とりあえず撮影をして近づいてみると、何と「トイレ」でした。景観に配慮!期待出来そうでした。

 

 犬の散歩や夏休みの若者のグループが、夕方とはいえかなりすれ違っていきます。観光地というより、地元の人たちの憩いの空間なのでしょう。内濠を朱塗りの橋で渡って、本丸方面へ向かいます。

 

 遊覧船も運航される程の大きな濠です、噴水が涼しげでした。



 更に階段を上がると本丸の広場がありました。本丸二の丸などの建物はありませんが、井戸などの史跡は残されていて、その片隅には射水神社が祀られていました。

  



 神社の先を再び橋で内濠を渡るとその先二の丸の外周には外濠も残り、水の豊かな水濠公園と呼ばれていると案内板には書かれていました。公園内には博物館、自然資料館、動物園、市民会館、市民体育館、等が設けられているので、いかに広大かが分かります。しかもJR駅から数分の位置、町の中央にあるのです。公園内随所に彫像が置かれていて、「鋳物の町」の面目躍如といったところでした。



 日暮れ近くなり時間切れで行かれませんでしたが、敷地内の一角は“芸術の森”とされ、多くの彫像作品が展示されている様でした。その日は古城公園目の前の「アパホテル」に宿を取ってありました。

 7月連休は、「ルートイン」、「東横イン」に泊まっていますが、それぞれの特徴が現れ、感想を纏めました。「東横イン」とにかく安いのです。定年感謝祭・日曜割りで3割引4000円以下なのです。(もっとも同時期web予約で全て3割引キャンペーンを実施中、つまり全員割引!!!!)ただ、食堂スペースはありませんので、ロビーでのおにぎり朝食サービスは大混雑、立って食べているお客さんもいる始末でした。
 「アパホテル」は京都堀川も同じでしたが、豆腐をメインにした割烹があるので、時間内なら遅く着いても食事に困りません。地方でのGWやお盆では、地元の飲食店休業や、観光地に近いと満員大混雑で晩ご飯にあぶれることもあり、東京から予約しにくい場合など食事確保の“ビジネスホテル”は助かります。楽天で2食付き、かなり“お安く”泊まれました。食事内容も期待の豆腐はなかったのですが、定食屋の定食とは雲泥の差、やや満足でした。
 「ルートイン」は最近ではメインに使っています。カード支払い5%割引につられクレジットも作製、ポイントも付きます。他の2つのチェーンに比べやや高め(温泉宿やシティーホテルに比べれば格段に安価なのですが)ですが、室内に荷物置き台があり、ディスポーザブルのタオル地スリッパも付きます。朝食もワンコインから無料サービスに変わりましたが(カード会員は以前から無料!これは平準化されました!)食堂もあり満足行く程の充実、しかもホテル(支店?)毎にメニューに変化があり楽しみにもなります。平日夕食有りの支店?も有りますが、日曜以外泊まる機会が少ないのです!
 判断材料になる?ならない?ちなみに我が夫婦、風呂トイレを待たずに済むのと、就寝時間が2時間以上違うので、シングル2部屋をリザーブしています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿