北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

耐震偽装のホテルに泊まっていました 上賀茂神社:京都府京都市

2007-02-08 17:11:40 | 旅の途中で思うこと

 最近、妻と二人で旅に出る時は、(他の家族がいる時でも)もっぱらビジネスホテルを利用します。旅館の食事の多さをもてあます歳になりました。ホテルなら勝手に食事に出かけられます。人数分のシングルルームをとります。気ままに風呂に入れるし、勝手にテレビのチャンネルも独占できます。一番は、いびきを気にせずに思う存分眠れます。
 2005年5月、妻のお供でアッシー君として京都に行きました。ビジネスホテルは管理が悪いと、何ともいえない臭いがしみこんでいて一晩中鼻についたり、配管の臭いが逆流して、目に遭っています。新築記念オープニングサービスの文字につられて「アパホテル京都堀川通り」ネット予約しました。新築のホテルは快適で満足、おまけに駐車料金、朝食までサービスです。
 偶然その日は、葵祭でした。

  

 先日の新聞報道で、耐震偽装で休業しますの告知、まさにそのホテルでした。一つ疑問があります。今回の姉歯建築士に始まる偽装事件、マンションの購入者などは、改善命令に従って補修したり建て替えたり、
2重3重の負担を強いられていると報道されています。販売した建築主が費用負担した件もあると聞きますが、財務能力がなければ、それも不可能です。関係した建築士に、賠償能力があるとは思えません。
 20年前自宅を新築した時、ほんの小さな居宅なのに、建築確認に1ヶ月以上(2ヶ月?)かかりました。確認書類には、もちろん区役所の建築主事の名前が記されていました。すなわち、法律に基づくお役所のお墨付きをもらったのです。今回の一連の事件でも、代行にしろ建築確認がとれています。一定規模以上なら、完工検査もあるはずです。それらは、全て法律に基づくお役所の仕事です。その責任は、問われるのでしょうか、素人の私には分かりませんが・・・問われなければ変です。
 もう一つ、異常に数の少ない鉄筋なら、現場監督や職人さんが、経験的直感で不審に思うはずです。職人の意地で、納得できない仕事はしないはずです。私も、職人的仕事の端くれですから解せません。
 そんなことを考えて写真を選びました。もっとも、全くホテルは関係ありません。葵祭の翌日、片付けの後始末に追われている上加茂神社の佇まいです。



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2 コメント

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Unknown (やまちゃん)
2007-02-09 18:19:49
こんばんわ!
修学旅行 女性同士の小旅行 何回となく京都には行きました。しかし〝葵祭”には行ってません。奥様〝葵祭”がお目当てなのでしょう。
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Unknown (koba3)
2007-02-09 18:51:56
実は葵祭と知らず、妻のお茶の用があっていったのですが、時間があったので貴船まで行きました。上加茂神社のそばまで戻って規制に気づき、避けたつもりが道を間違え行列の真正面にぶつかりました。誘導に従い傍らのドラッグストアーの駐車場に待避、やむなく行列の通り過ぎるまで、全てを見物しました。良かったのか、悪かったのか?!
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