2011金沢の旅 その12
広坂の交差点からお堀通りに入り広坂緑地の先は金沢城公園になります。道路の反対側は兼六園ですから観光金沢の中心地、人も車も溢れていました。石垣を見上げるとそこは鯉喉櫓台がそそり立っています。
石垣を水面に映しているのは復元された「いもり堀」です。(と・と・と???さざ波で水面が揺らいで石垣が映っていない!ザンネン!!)
金沢城公園を巡る道路では石垣を見上げて歩くことになります。お堀通りは反対側は兼六園の緑が続いていますから、歩きながら石垣を見上げたり反対側を見回したり、首が回転して忙しいのです。なかなか立ち止まっての撮影が出来ません。
「石川門」下までやって来たのですが、登って行く階段が見あたりません???兼六園側からは橋を渡って人の群れが流れていきます。
兼六園下の交差点まで行き、警備に当たっていた職員の方に一応イチャモンをつけます・・・こちらからは何故上がれないの!!・・・答えて曰く!・・・階段は兼六園入り口の方しか有りません!!・・・!!交差点を渡り橋へ直登する階段を上りやっと入場です。これで有料なら引き返しますが!!!金沢城は築城以来火災に遭い、大半は幾度も焼失して再建後も構造の配置の変更や火災により元の姿はなくなっています。石川門は幾分早い時期に(天明8(1788)年)再建されたものです。(重文)
各地を旅して城跡はかなりの数を見てきましたが、多くは公園として整備され地元民のオアシスとなっています。整備の仕方も出来るだけ原型に戻すよう本丸、天守閣を再現したり、庭園やお堀の復活や埋まってしまったり崩壊した石垣の掘り出し復元したり様々でした。金沢城では新しく復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓、埋められていたいもり堀の復活、上部が失われていた鯉喉櫓台の復元がありました。今回金沢市のサイトで「河北門」の復元観覧供与の記載を見てツイデに寄ってみました。写真で見たのと雰囲気が違うので戸惑いましたがこれが河北門のようです。一の門を入って直角に曲がり二の門に入るところです。
一の門、二の門(櫓門)ニラミ櫓台、枡形土塀など複数の構造物の複合体からなっていることを後で知り、多方向・アングルの撮影が必要だったようです。広場からは櫓をアングルに入れないと平板になってしまいました。
イベントの只中で河北門を入った三の丸広場は人並みでごった返していて早々に引き上げようと出口を探しましたが見つからず、人の少ない方向に進むと壁にぶつかりました。怪我の功名、それが後で調べると新しく復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓に出会ったようです。
五十間長屋を一回りして裏側へ出て(五十間ですからかなり大回り)やっと混雑広場を抜けました。尤も、城内の案内図を手に持って眺めながら歩いていたのですが、案内看板の位置が見えにくかったり、方向指示が曖昧で的確には合っていないものが多く、迷路状態で「三十間長屋」へたどり着きました。原型のまま残されている貴重な建造物のようでしたが、写欲が起きず(考古学や建造物への造詣が浅く、見た目だけに憧れるので)撮っていませんでした。人混みを避け人気の少ない「黒門」方向へやっと行き着き、近江町いちばを抜けてホテルにたどり着きました。
そして教会での結婚式に参列、夜のホテルの披露宴は金沢駅を見下ろす絶好のロケーション、
東西のごちそうに舌鼓・・・の筈!!!前夜のホテルの夕食金沢料理の何かが大当たりして!!!!モドしクダしで絶食状態!!!!!ワインも飲めず無念!!GW2日目、5月4日夜は宴会終了直後からベッドとトイレで、もがきつつ暮れました・・・。部屋から眺める金沢の街も暮れて・・・・。
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