北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

小川の流れと傍らに花々 たくみの里:群馬県みなかみ町

2018-10-18 10:13:00 | 町並み

 整然と並ぶ趣ある建物、「三国街道 須川宿」の町並みをそのままに「たくみの里」として整備されている。訪問客はかなりいたが、偶然人影のない絵となった。

 10月連休最終日?月曜日、片付けを済ませ帰宅を急いだ。といっても直帰ではつまらない。越後湯沢を後にし山道ドライブ紅葉を求めて17号線を三国峠へと向かう。苗場近くなると紅葉もちらほら始まっていた。三国トンネルを抜け下りに入る。関越道が出来てからは峠越えの車は少ないので、ゆったりとマイペースで窓越しの眺めを楽しみながら走行出来る。

 先ずは道の駅「たくみの里」を目指す。湯宿温泉を過ぎ、傍らを流れる「赤谷川」を橋で渡り細い急坂を上ると「須川平」に出る。正面の案内所を兼ねた「豊楽館」に入り案内図を手に入れる。

 「宿場通り」「庄屋通り」「寺通り」が、道の駅を取り囲むように伸びている。宿場町に来たのだから先ずは「宿場通り」から歩き始める。里には木工、竹細工、和紙などの手作り体験ができるたくみの家が点在しているとあった。豊楽館には、そば打ち体験のコーナーもあったが、里にもカフェ、蕎麦屋、豆腐屋など事欠かなかった。

 蔵や見事な入母屋の民家が並ぶ。きれいに手入れされていて、新規に建てられた?改装?古びた黒板塀や土壁を想像していたので不思議なほどだった。

 柿の実が秋の風情を演出し道路脇の速い流れが山国を感じさせる。

 トイレと思ったら休憩所も・・・。

 立派な蔵のる建物、旅館か由緒ある・・・?単なる民家のようだった。その横には「民俗資料館があった。

 本陣跡の碑が背負った建物、かなり大きいが本陣には見えないので単に“跡?”

 ガイド図には石仏のありかが記載されていたが、この通りにも随所に見られたので、石仏めぐりは割愛した。

 傍らにあった「ラーメン」の幟につられ食事を済ます。此所では蕎麦でしょと言われそうだが、そばよりうどん派なので・・・。

 たくみの里から国道に戻り、少し先を再び川を渡ってこれもごく細い急な坂道を上ると、第2のお目当て「一作農園」に行き着く。かっては「原澤一作農園」と名乗っていたが、隣が「原澤りんご園」の名を使い始めたので改めたという。地方では同じ名字が集落に集中するのでやむを得ないであろう。この農園の林檎はおいしくて、かっては配送してもらっていたが、子供たちが家を離れ夫婦二人では量はいらないのでいつの間にか止めてしまった。林檎の季節に三国峠越えをする時は、寄ることにしている。

 午後2時頃渋滞の難所花園ICを通過したが、それでもややつまり気味ではあったが夕暮れ前には帰宅した。カーラジオでは、その頃花園東松山の渋滞は5kmを超えていると報じていた。



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