北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

お堂の配置が逆? 京都の旅③東本願寺:京都府京都市

2017-10-13 14:07:36 | ぶらり旅

 水をたたえた堀と白壁、壁の先には門の屋根が見えている。「東本願寺」へやってきた。

 西本願寺から徒歩で東本願寺へやってきた。20分くらいか?意外に時間はかかっている。西・東の呼び名はいわば俗称、西本願寺は正式名称は「龍谷山 本願寺」、宗教法人としての名称は「本願寺」である。東本願寺は、浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」が正式名称となる。この項をまとめていて確認出来た。

 西本願寺は堀川通り、東本願寺は烏丸通りに面している。いわば一区画離れているのみの筈、が、門前町の通りを突き当たったところに長~い壁が!烏丸通りに回り込まなければ入り口はなかった。

 一旦七条通りへ出て烏丸通りへ回り込むと堀と白壁が続き、その先に門が2つ並んでいた。

 高さのある2層の門が「御影堂門」、こちらから入ることにした。

 境内からも撮っておいた。

 正面には御影堂が鎮座している。正面からは、画面に収まりきらない。

 唐金?の灯籠も巨大だ。

 「阿弥陀堂」が並んでいるが???西本願寺とは配列が逆だ。何か理由があるのであろうか??

 2つのお堂が並んでいる理由は『御真影を安置する廟堂(現在の御影堂)と本尊を安置する本堂(現在の阿弥陀堂)の両堂形式となっている。』とどこかのサイトにあった。阿弥陀堂の前には「阿弥陀堂門」がある。

 その外れ角には鐘楼があるが、背後には「京都タワー」の姿が木立の間から頭が覗いている。建設当時は、古都のイメージに合わない・・・の論争があったが今は???

 2つの門の間に「総合案内所」と売店を兼ねた建物が、遙か先には「参拝接待所」が見えている。浄土真宗は庶民派の宗派、参拝者に親切に出来ている。

 烏丸通りに出て堀に沿って来た時とは逆方向に向かう。

 角手前に今ひとつの門「勅使門」があった。菊のご紋が入って「菊の門」とも呼ばれている・・・受け売り・・・。

 「涉成園」の存在を知らなかったので勅使門の先を曲がり、西本願寺方向へ戻った。屋根の付いた塀、築地塀?(それにしては大きいし窓もある)に沿って進む。

 一帯は民家が並ぶ静かな町、故郷の町を思い出す。???2枚目はお寺だった!!

 今回西東と本願寺を訪れたのは単なる思いつきではあるが・・・元来信心心は殆ど無い。旅先で神社仏閣を訪れるのは、単に庭が良い見応えがある、建物に趣があるなど物見遊山に過ぎない。“目”が満足すれば良い。



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