漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

外人顔でカタカナ名前、でも日本人

2016年07月19日 | せけんばなし
もうすぐオリンピックですねぇ。

出場する代表を見ていて思うことの一番は、
「カタカナ交じりの名前」を持つ選手が目立つことかな。

何か月か前の文芸春秋で、
ウエンツ瑛士さんだったかが、

「バブル時代、好景気を宛てこんで来日日した外国人の内、
職を得た人々がそのまま定住して、やがて日本人と結婚、

それから一気にハーフが増えた」、

みたいなことを仰ってましたが、
なるほど、スポーツ界、芸能界の現状はその話を裏付けてます。

もう三年程前になるかな、
梅田の駅前で迷っている人を道案内すると云う番組がありましてね。

タレントが「ドゥユウ ヘルプミー」とか何とか、
ブロークン英語で話しかけたら、

相手が、「ああッ、スガちゃんやぁ」とひと声、

それが見事なネィティブ大阪弁。

タレントが呆気にとられていると、
「ウチ、お父さんがアフリカ系やねん、でも日本人」、と笑い出した。

スガちゃんが、
「ほな、ほな、スポーツ何かやってたん?」と訊くと、
「うち、体育大ッ嫌い、英語もできひんし、歌もへた」と笑いながら、

「いま就職の面接で回ってるねんけど、
本題に入る前に、そのこと説明せんならんから、毎回毎回となると、めんどくさい、めんどくさい」。

オリンピックの代表に、
これだけハーフの選手が居るということは、

カタカナ名前で外人顔なのに、
「体育大ッ嫌い、英語もできひんし、歌もへた」と云うひとは、

その何倍も居る、と云うことなんでしょうね。





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