漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ある女性議員の挫折

2021年06月18日 | 政治・経済・こぼれ話

国民民主党の
「山尾志桜里」さんが次の衆院選には出ないんだそうで、

結構大きなニュースになってました。

私はこの方の事を良く知らないので、
ウィキペディアで検索したら、

この方、
子供の時に人気ミュージカル「アニー」に主演してるんですね。

それだけでもスゴイのに、
東大を出たうえ検事さんにまでなっている。

そのせっかくの検事さんも、
たった五年で辞めて民主党から衆議院選に出て当選してます。

2009年8月の総選挙と云えば、
その数年前から迷走を続けていた自民党が大敗、

民主党が政権を奪った年ですね。

元検事の上、東大卒、
政治家の履歴としては申し分なくその上顔もいい。

うまく行けば、
日本政府の中枢にも上り詰める筈でしたが、

いかんせんその民主党に、
長年の野党暮らしのせいか政権担当能力がなかった。

その後色々あり、
スキャンダルもあったようですが、

そんなことはまぁ、どうでもいい。

私は思うんですが、
政治家になって国家運営に関わりたいと思うなら、

日本では、自民党に入らなくてはダメですね。

どうも戦後の日本は、
「まともな野党が育たない国」になってしまっている。

つまり、政権批判はできるが、
政権担当能力はない野党しか育たない。

だから折角政権をとっても、長続きしない。

今の野党を見ていてもその感は変わらない。

山尾さんは、
議員としてはイイ素質を持っていたと思うのですが、

その資質を活かしきれなかった。

・・・残念ですね。

 


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