漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

引退後のプラン

2011年08月02日 | せけんばなし

阪神タイガースのマートン外野手が、先日の夕刊にこんなことを書いていた。

「大学へスポーツ推薦で入学する学生が、
 プロになる割合はそれほど高くなく、活躍する選手はもっと少ない。

 二年や三年でプロを辞めねばならなくなって、
 いざ、仕事を探そうにも、
 スポーツ以外には何も知らず、用意ができてないと云う選手もいました。

 私の通っていた大学に、
 若いうちから生涯を考えた人生設計をする、
 ”トータル・パーソン・プログラム”の授業があったのは、
 こうした背景があったからだと思います。」

彼は、
「現役引退後のプランはまだ決めていない」としながらも、
「例えば牧師など、社会に貢献できる仕事をしたい。」と続けています。

大学に限らす、
スポーツ特別枠で入学した高校生なども、

社会生活を送るに必要な礼儀やマナーを含めて、
「普通の人になった時、どうするか」を学んでおく必要があるのだろうと思います。

「スポーツ以外には何も知らず、
 社会で働く用意もできてない」と云う事態を避け、

早くから準備しておけば、

追い詰められて自殺するような痛ましい事態や、
巨額の負債を抱えて、
破産の危機に瀕するようなことも、少しは減るのだろうな、と思ったことでした。








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