漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

台湾の生きる道

2020年01月12日 | 国際情勢
台湾の総統選は、
民進党の蔡英文さんが圧勝。

一年前の地方選では、
民進党が惨敗しているのを思えば、

ちょっと信じがたいほどの大逆転劇。

これもひとえに、
大陸中国、共産党独裁政権の過信による

一国二制度の強行政策が

香港で裏目に出て,
その様子を見ていた台湾国民が猛反発したため、

と云うのが、
日本のマスコミ各社、大方の見方。

今朝はこんなニュースも。

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NHK海外放送が11日夜、

蔡氏の勝利宣言のほか、
開票速報で蔡氏が他候補をリードしている状況などについて報じた際には

中国では画面が真っ黒になり、放送が中断された。

午前のニュースでも
蔡氏が「台湾の民主主義をより強くしてほしい」と

投票を呼び掛けた内容が遮断されており、

中国共産党と政府にとって
不都合な情報が国民に伝わらないよう規制したとみられる。

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共産中国の慌てぶりが伝わるようで、

まぁ、分かり易いと云えば分かり易い。 (笑)

香港でもそうですが、

台湾でも、
自分たちは「中国人」でなく、

「台湾人だ!」と称する人が、

特に若い層に増えているんだそうです。

でも、台湾の経済が、
中国に依存している面が大きいのは現実であり、

選挙に勝ったからと云って、
これで万々歳と行かないのが政治と云うモノのムツカシイ処。

本当の台湾国民にとっての戦いは、
「さあこれから始まるぞ」と云う処でしょうか。





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