夕べはBSフジのプライムニュースを見てましてね、
出てたのが
松井大阪市長と橋本徹氏の維新コンビ、
話は当然ながら、
今回大躍進した日本維新の会になるんですが、
途中、橋下さんが快調にしゃべってたら、
それまで進行役に徹してた女子アナが口をはさみましてね。
「51対49で決まったら49が可哀想」とかなんとか。
話はそのまま進んだんですが、
コレ、若い女性タレントやなんかが政治に対してよく言う感想でしてね、
でも、あんまりそれに対し説明されることはない。
理屈の上で云うならば、
民主主義として、多数決で決まることは仕方ないんですが、
51対49のような接戦になった場合、
実際には、反対派の意見も配慮して実行されるようです。
まぁ、その議案にもよるんでしょうけど、
妥協できるなら歩み寄り、
その趣旨にそって法案を作ると云う作業が事前にされることが多い。
優勢だからと云って、
あまり強硬な態度をとると、
国民の反感を買い、次の選挙で負けると云う事にもなりかねませんからね。
つまり政治と云うのは、
「いかに妥協するか」と云う事でもあり、
優秀な政治家は、
名を捨て実を取りながら、その実、相手のメンツも立つよう配慮する。
齢をとると、
そう云うテクニックが、政治の妙味でもあると分かるようになるんですが、
まだ若くて純粋な女性だとそのことが、卑怯に見えるかもしれません。
女性に限らず若い人に、
「政治家は信用できない」と考える人が多いのは、
そう云う事情もあるんだろうなと、思いながらテレビを見てました。