漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

醜男 醜女こそ国会へ

2016年03月02日 | せけんばなし
いまや、女子アナが美人なのは当たり前で、
いつの間にか、男性アナも、イケメンが並ぶようになった。

世間の誰もこれを不思議と思わないが、
むかし、アナウンサーと云うのは、別に美女やハンサムとは限らなかった。

むしろ、美女アナや、美男アナは珍しがられた。

それはそうです、
当時のアナウンサーの業務と云うのは、
ニュースを読んだり番組の司会進行をすることでしたから、

まぁ、今とは事情が違うのでそれはいいのですが、
それと同じようなことが、政治の世界でも始まってるらしい。

次に掲げるのは、
「生まれ変わった自民党」と題する、ある自民党若手議員の決意表明の中の一節。

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よく、世襲議員が批判されていますが、
私は世襲でも誰かの後継でもなく公平、公正な公募によって選んでいただきました。
地盤・看板・カバンはないのですが、しがらみもありません」

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これが誰の決意かはともかく、
さいきん、やたらと美男美女の議員が増えたとは思いませんか。

これは、二世、三世が批判されて、じゃあ、「公募」と云うことになると、
選挙ポスターで見栄えのする候補者を選ぶからだ、と誰かが言ってましたが、

なるほど、と思いますね。

有権者だって、なじみのない候補となれば、
ポスターの写真を見て、決める部分はありますからね。

公約読んでも、
「そんな簡単に行くものか」と思うような内容ですしね。

ついつい、顔や見かけで、と云うことになる。

で、その結果が、
おしなべて「議員は美男美女」と云うことになれば、

彼、彼女らはモテルわけで、

男と泊りがけで旅行して、あくる日の国会を休んだり、
妻の出産中に自宅でフリンしたり、と云うことになるわけで・・・・・、

こうなってくると、
「モテそうもない人を選ぶ」ほうがいいのかもしれない。(笑)

あ、冒頭の決意表明は、
政界一のモテ男、ついこないだ議員を辞任したばかりの元センセイのです。

なお、あのセンセ、

再婚ながら、
政治資金集めと誤解されかねないような、結婚披露パーティーを何回も開き、

その引き出物として、「紅白まんじゅう」を配ったのだそうですが、

その包装紙には、
「温かい家庭を築きます」と云う“公約”が記されていたそうです・・・。(笑)




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