漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

明るく楽しい柔道

2013年04月30日 | スポーツ

試合の前から、
「勝っても負けても笑顔だろうな」と思わせる雰囲気がありましたね。

きのうの柔道、「全日本選手権」決勝。

優勝した穴井選手は大会前から、
「この大会を最後に引退」を表明していて、

ここで負けた試合がすなわち現役最後の公式戦。

練習もロンドン五輪以後あんまりしていなかったとのことで、
おそらくは「優勝するなんて思っても居なかった」はず。

決勝の前も、ピリピリした感はなく、
「スポーツ得意の子が運動会のリレーに出る前のような」、

なんだか楽しげな雰囲気があった。

ロンドンでもあんな雰囲気なら勝てたかも、とも思ったが、そんな甘いものではないんでしょうね。

この大会は、
「勝つのも負けるのも日本選手」と云うのと、

しかも体重制限がないから、
大きい選手も小さい選手も入り乱れて、

それぞれ「一本を取りにいく」から、素人が見ていても楽しい。

なんだか、出てくる子はみな顔なじみと云う、
「村の運動会」を応援してるような明るさと開放感がある。

オリンピックの緊張感も悪くはないが、
やっぱり柔道は、

「明るく楽しくやるもの」なんだろうなと、改めて思った次第。






コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。