漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

カッコ悪いよ、マスゾエせんせ!

2016年05月12日 | せけんばなし
朝日や毎日と云った大新聞に限って、
「報道の自由の危機」とか、「表現の自由を守れ!」とか、

まるで日本が、
人口13億と云う、お隣の大国や半島の北にある国のように、
報道規制がいまにも始まるような記事を書きたがるが、

そのワリには、権力者の心胆を寒からしめる記事はない。

今の日本で、
「権力が肝を冷やした」と、胸を張って言えるのは、週刊誌だけだが、

それも大新聞系の週刊誌はカラッキシ意気地がなく、
甘利前経済再生相の現金授受問題など、

スクープに次ぐスクープを連発しているのは、
文春や新潮など、出版社系の週刊誌だけ。

その文春の今週号が、
東京都知事さんの公私混同ぶりを暴いているが、

その内容たるや、
「会議名目で家族旅行37万円」とか、
「回転寿司で5万円」とか、「子供の散髪代3千円」と、なんともセコイ。

都知事ともなれば、
月給は百万以上、ボーナスは五百万に近いそうだから、切羽詰まってやったはずはない。

もし報道が事実とすれば、
これはもう、金額がどうのこうのと云う問題ではなくて、

知事さん ご本人の人間性の問題だろう。

他所事ながら、
一千万都民の暮らしを預かる都知事としての

“矜持やプライド”はないのかと言いたくなる。

公金のチョロチョロごまかしは、
ある意味、金持ちのスポンサーから五千万もらった猪瀬さんより不潔だし、

公務でのファーストクラスやスイートルームより、タチが悪い。

これでは、兵庫の泣きわめき県議と同じレベルですぞえ、マスゾエせんせ。




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