漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「参道の疾走」は、正月の「絵になるニュース」

2018年01月10日 | せけんばなし
テレビのニュース映像で見たんですけど、
西宮神社の福男選び、

すっごいですねぇ、参加者が5千人だそうです。

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一番乗りの参拝を目指して、
参拝者が境内を全速力で駆け抜ける新年恒例の「福男選び」が、

兵庫県西宮市の西宮神社で行われました。

10日は午前6時に太鼓の音を合図に神社の門が開かれると、
参拝者たちは本殿までのおよそ230メートルを全速力で駆け抜けました。

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最近は、
松の内恒例のテレビニュースとして定着したようで、

毎年のように参道を疾走する男たちの姿が映し出される。

しかも、全国ニュースとして。

私が西宮市民として、
暮らしだしたころにはあったはずなんですが、こんな行事、知らなかった。

では、と、
西宮市生まれの我が同居人ドノに確かめてみた処、

「私も最近まで、知らんかったよ」との返事。

私の記憶では、
十日えびすの賑わいは、西宮の本社より、

大阪の今宮戎の方が報道されることが多かった。

しかも関西ローカルの放送です。

それが、
こんなに全国的なニュースに出世したのは、

はじめ、関西のテレビ局が、
「参道の疾走」を中継しだしてからかなぁ。

それが「映像として」、
初詣など、「穏やかな正月風景」の中で異彩を放った。

それがあっという間に全国的なニュースになったのは、

動きの少ない、
正月から続くテレビ局の報道に、

アクセントをつけるのに最適だったんでしょうね。

いまじゃ、「えべっさん」と云えば、
西宮神社を指すようになったみたいですから、

ネットに押され気味とは云え、
まだまだテレビの威力は絶大でありまするよなぁ。






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