漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

サラ川

2012年04月28日 | 言葉遊び

ふつう、人間って、
競争率の高い処より、楽に通りそうな処を選びますよね。

今は知らないが、昔
運転免許試験で、
「○○県の試験は通り安い」と聞いて
わざわざ、えらい遠くの県まで受験に行ったヤツが居たぐらいですから。

処がこのコンクールは、
「入選は狭き門」だと云うのに、多くの人が投稿するらしい。
   
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 サラリーマン川柳ベスト10

 「スマートフォン 妻と同じで 操れず」―。

一生命保険が恒例のサラリーマン川柳コンクールの人気ベスト10を発表した。
急速に普及したスマートフォンをうまく操作できないもどかしさを夫婦関係になぞらえた句が4位となるなど、
中高年の悲哀が込められた作品が並んだ。

 1位は「『宝くじ 当たれば辞める』が 合言葉」。

このほか「女子会と 聴いて覗けば 六十代」(2位)、

「定年後 田舎に帰れば 青年部」(9位)など高齢化社会を反映した句が入選した。 

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秀句を集めようと思えば、
投稿者の質もそうだが、数も集まらなければこれだけのレベルは維持できない。

毎年の入選作品のレベルを見るだけで、
このコンテストの参加者が多いであろうことは、容易に想像がつく。

なぜなんでしょうねぇ、

ヤッパリ、レベルの高い処で入選してやると云う自信なのか、
それとも、新聞などで紹介されると云う、社会的影響力なのか。

まぁ、同じ大学受験なら、
通っても通らなくても、「一度は東大を受けてみたい」と云うようなモノなのかな。

そう考えれば、分からないでもないか。







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