myumyu

myuの食日記

京都 吉兆 嵐山本店

2010-08-12 | 東京都外
吉兆の世界は、星のやさんの船の中から始まります。


そう、船の中で梅酒をいただけるのです。
銀製の竹の器がなんとも涼やか。


増築部分である中広間に通していただく。
書院造の落ち着いたお部屋。
石造りのお庭や天井画が見事。


【先付】
 蛸の石焼き。
 氷の器に乗ったあっつあつの石で蛸をさっと焼いていただきます。
 チリソースとのコンビネーションが美味。


【お椀】
 鱧のお椀。
 こんなに身がふっくらした鱧は初めてです。


【お造り】
 徳島のしま鯵。
 カワハギの肝のソースと、チリソースの2種類で楽しめます。


【お造り】
 お造りの2品目は、トロと伊勢えび。
 トロは口に入れるととたんにとろけます。
 伊勢えびは周りをさっと焼いてあり、この焼き加減が香ばしくて
 すっかり気に入ってしまいました。
 上には卵が乗っていました。
 トロはわさび醤油で、伊勢えびはしょうがとゴマを入れていただきました。


【焼き物】
 この季節ならでは、鮎の塩焼き。
 さすがに炭で焼いているだけあります。
 身はふっくら、そして皮のぱりぱり具合がなんともいえません。
 頭などはカリッとして美味。
 蓼酢はかなり濃度が濃いのでたずねると、ほうれん草も入っているとのこと。
 恥ずかしながら蓼という植物を見たことがないです、などと話していましたら
 なんとわざわざ枝を持ってきてくださいました!


【箸休め】
 雲丹豆腐
 たっぷりの雲丹と半熟卵の白身のようなお豆腐のアンサンブル。
 このお料理は初めて体験する食感でした。 


【八寸】
 蓮の葉に包まれているのは・・・。


 じゅんさい、鱧寿司、さつまいも、えびともろみ味噌、ごりの飴焼き、
 鰻の白焼き、野菜の煮凝り。
 色鮮やかでうれしくなります。
 特においしかったのはごりの飴焼き。
 かりっ、しゃりっ、という食感は造りたてならでは。



【炊き合わせ】
 鷹峯とうがらし、オクラ、長茄子、南京
 これが職人の腕というものなの?というくらいに、
 野菜の味がしっかり味わえる。
 炭焼きの具合がまたすばらしい。


【ご飯】
 鮑ご飯。豪勢です~。
 上には揚げた鮑が散りばめられ、ポイントにはズッキーニ。
 もちろんご飯の中には柔らかい鮑がたっぷり。


 お好みで鮑ソースをかけていただきます。


【果物】
 スイカ、メロン、マンゴー、葡萄、桃。
 そしてグレードアップの秘密はコアントローとカスタードソース。
 特に、カスタードソースをかけたスイカはまるで違う果物のようでした。
 

【デザート】
 宇治金時はすばらしくおいしい。
 ぜひまた食べたいです。
 

 宇治シャーベット。
 抹茶の濃いこと!


 【京都 吉兆 嵐山本店
  京都市右京区嵯峨天龍寺芒の馬場町58
  075-881-1101
  11:30-15:00(LO13:00)
  16:30-21:00(LO19:00)
  水休
  


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おっ! (かすちゃん)
2010-11-02 12:54:13
どうせ更新していないんだろうけど・・・
と、久々に覗いたら沢山UPされていた!^^
いいね~。京都。
今年遷都1300年の奈良にもちゃんと行ったかな?
年内一献といきましょう♪
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