未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

基本稽古の考え方

2018-06-18 15:47:45 | 稽古
必ず行う基本稽古ですが、漫然と繰り返すのは面白くないでしょう。基本ですから形は変わりませんし。

どの流派にも理論理屈があり、真正会では内八字立ちや体重移動といったものですが、どの流派も正しくどの流派も正しくないというのが私の見解です。

どんな理屈を使おうとゴールは似た所に着地するはず。一応流派の理論に沿って基本稽古は指導しますが、それを絶対的なものとして埋没してしまってはいけないと思うのです。私は欠点を探すように基本稽古をします。これ要らんやろ、おかしいやろコレ、などと思いながら繰り返している訳です(笑)ルールを破るためにルールを抜かりなく学ぶといった具合。

もっと効果的な動き方があるでしょうし、たった十数種の基本稽古と体重移動だけで理屈が体に染み付くとは到底思えません。だからといってサボっていては欠点は見えませんが。ただ強制的になぞらされて繰り返すのでは考えのないマシーンになるだけなので繰り返しをどう楽しむかですね。私は何事も否定から入るタイプなのでこんな楽しみ方をしている次第です。

形同実異。
見た目は同じでも人の数だけ内部では色んな反応があって良いと思います。

長いことやってるといつまでもセンセーセンセー言う訳にもいかなくなってきます。基本は我が師たる存在になるもの。自分の体ですから自分が一番分かるようにしていくのです。






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