未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

帯研

2016-01-10 19:17:52 | 稽古
一般部稽古の後、黒帯の希望者で瓦割り研究会が開催されました。妻の仕事の関係で少年部後に帰る私は倅を連れて見学へ。

バイクのパンク等があり少し遅れて行くと皆さんやっておりました(^_^)肘だったり正拳だったり掌底だったり。

感覚に違和感があると皆んなで相談。
この修正感覚も鑑みて黒帯のみで、という訳です。

私も最後に余った瓦を割らせてもらいました。所謂寸勁という打法。何と無く体を緩めてカッと固めたらOK。昔、某師範が演武で両手寸勁をしていたのをやってみたいとも思いますが技術云々ではなく予算的に難しいですね(苦笑)

据え物斬り、と言えば確かにそうなのです。問題はこの据え物同様に運動している物体を捉えられるか、というところ。
瓦を割った時、瓦の厚みを感じませんでした。真芯で下まで抜けたのでしょう。しかしやはりまだ人を叩くと重さを感じます。

じっくり腰を据えてタイミングも測りながら万全を期して割る、のを自分の思い通りに動かない人にノータイムで投影させていくのが試し割の一つ意義だと思います。
客寄せや素人騙しで終わらないように。

・自分中心である試し割。
・自分を消して調和していく組手。
この対照的な二つの差異を埋めていく事に個人的に面白さを感じております。




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