未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

届きました

2016-01-11 23:47:20 | 稽古
日曜日に帯と認定証が届いたそうですので川西教室で配りました。保留中の子に渡せるのは未だ先ですが。

開設から二年半で緑帯が誕生する処まで来ました。週一回の練習でも此処までは割と誰でも到達出来ますがここから先が正念場。

一期生の重責は重いかもしれませんが標となるべく、上がってゆく帯の色に潰されないよう澱みなく黒帯を目指して欲しいところです。皆んな構えが注意点でしたが少し意識して構えられるようになってきました(^_^)




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焚き木の如し

2016-01-11 22:16:01 | 雑感
何年か前にフルリフォームをした父の生家。暖炉があります。暖かさの種類が電気、ガス、灯油のどれとも異なる柔らかい暖かさが家を包み込みます。焼き芋w

当然火が弱まると薪を焼べるのですが、父曰く「炎を上げさせ続けても部屋はあまり温まらない」らしいです。瞬間的に暖炉周りが熱くなるだけ。薪が赤みを帯びている状態を保つようにすると暖かいのだとか。

これは何と無く武道と同じだなと。
カーっと燃える様な時期を経て残った芯の部分がパチパチと落ち着いた、安定した温度になっていく。
それを保つには周りのサポートも大きいのです。燃えカスも残さないように燃え尽きる場合は大抵が着火剤やら果てにはガソリンまで投入してくる人が周りにいるのでしょう。特に少年部…(苦笑)保護者がしゃしゃり出るとこの子に長く続く子は少ないですね。

派手に火を上げてなくとも新しい薪に火を上げさせ、そして同じ状態になり共に周りに暖かさを届ける。古い木から穏やかに鎮火していく。道そのものの様な気がしました。

人が逃げてゆく火より人が寄ってくる火であれたらなと薪を焼べながら思った年末年始でだった事をMull of Kintyre(WINGS)の〝Flickering embers grow higher and higher~〟という歌詞を聴いていて思い出したのでありました。




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