ときめき整理

実家の母は物を捨てられない人で、こんなものをとっておいてどうするのってくらい
要らないもので溢れている。

そんな両親を見かねて身軽になった妹が戻ってきたので、この連休は実家の整理。
「オラが死んでからにしてけんだぁ」
という母。
「これ、いつ使うの？」
と、聞くと
「いつか使えるかと思って！」

片付けているうちに段々可笑しくなってくる。
例えば、布団たたきが３本。。
タオルやバスタオルに至ってはもらい物だと思うけど、売るくらいも仕舞い込んでいた。


私と妹は一応母の意志を確認して捨てるけど、母でなくとも捨てられないものも勿論ある。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは衣類等を入れておく柳行李



母曰く、６０年も前のものだそうです。
穴もあいていないし、同じものがふたつあったのでひとつ貰うことにした。



実家の整理はオモチャ箱をひっくり返すみたいで、面白い。
母の生家の大漁旗が出てきたり、私の母校の手ぬぐいが出てきたり
まるで宝探しをしているみたいです。


妹は「山下清」の絵があったはずだと言う。
私は高校生の頃に集めた当時の映画のポスターを探す。

母は有事の時の新聞の切り抜きを集めていたり、まだ途中ですがこれから何が出てくるか



「オラが死んでからしてけんだ」
と言う母を生きているうちに裸にしているのかも・・・

今年で８５歳の母、まだまだ元気です。