↑ 奈良国立博物館 で開催されている 正倉院展
奈良国立博物館の正倉院展のページ → 第66回正倉院展|奈良国立博物館
奈良に 「第66回 正倉院展」を見に行って来ました。
奈良時代の宝物が多数伝えられている東大寺の倉庫である 正倉院 。
元は古代の他の役所や寺院の倉庫も 正倉院 と呼ばれていたそうですが、他の正倉院が長い歴史の中で失われたため、現在ではこちらの固有名詞として使われているそうです。
発掘でなく、長い間保管されながら伝わったこの時代の遺物は世界的にも珍しいようで、世界に誇れるものだと思います。
正倉院展は、毎年秋に2週間ほど宝物の一部を選んで公開されますが、奈良国立博物館で開催されるので、関東からはおいそれとい行けません。
以前2回位東京国立博物館でも開催されたそうですが、私は行けませんでした
昔から一度は行ってみたかった展覧会です。
ツアーで行けるのが有ったので、チャンスと思い行って来ました。
今回は天皇皇后両陛下の傘寿(80歳)を記念して10月24日(金)~11月12日(水)間での20日間、59件が展示されています。
ちなみに、正倉院には聖武天皇の愛用品など9000件以上の宝物が伝えられており、一度展示された宝物が次回展示されるのは10年以上経ってからだそうです。
毎年行って見たい~~んですが、とりあえず1回目です。
その前に…。
お昼に食べた名古屋三大名物幕の内弁当(お茶付)の写真です。
1,080円というお値段のわりにとても内容充実していました。 ↓
やっとこ奈良に着いたのがもう午後の3時ごろだったか。
奈良公園の鹿にも目もくれず(?) ↓
せっせと歩いて博物館へ。ああやっと見られる ! ↓
もちろん中は写真に撮れませんので写真はありませんが、途中のお茶席で頂いたお茶と和菓子のセット500円の写真です。(笑)
↓ お茶を頂いたのは、庭園を望む緋毛氈の上と言う奈良らしいところでした。
展覧会の内容は両陛下傘寿記念とあってか、大変豪華なものでした。
上の正倉院展のページで大体の写真は見て頂きたいのですが、現代風に言うと以下のような目も眩む宝物が。
まず、今回展示物中の目玉である、「鳥毛立女屏風 とりげりつじょびょうぶ」
今は失われていますが、当時は鳥の羽で飾られていた大変豪華な樹下美人図の屏風、6扇のうち4扇が展示されています。
これは聖武天皇か皇后の寝室か居室に飾られていたと思われるそうです。
聖武天皇がお使いになっていた今で言うベッドのようなもの、その上に敷いていた寝台用の畳、寝台の敷物
座っている時にひじを付くためのひじつき、ひじつきの覆い
大仏開眼会の際に聖武天皇が履いたと言われる儀式用の靴、靴の箱
ガラスの水差し
玉を繋いで編んだ物の残欠 (今見てもとっても綺麗でした)
漆塗りの仕込み杖
大理石のレリーフ
新年の挨拶状
伎楽の面
楽舞用の下着、靴下、舞楽装束を包む風呂敷、楽舞用の脚覆い、楽舞用の大刀、楽舞用の上着
弦楽器、弦楽器用の袋
金飾りの大刀、矢入れ、鉾、など武具の数々
見事な細工が施された昔の鏡(いわゆる銅鏡?)、鏡の箱
絵入りの表紙つきのお経の巻物、巻物の入れ物
献物用の台、その覆い、献物用の箱
銅製の仏具、唐のお経、奈良朝写経
東大寺荘園の地図、伊賀・志摩・尾張の国の正税帳
などなど、中には1200年以上も経っているものとは思えない輝きを放つ、正に宝物の数々 !
やっぱりね、日本人なら一度は見てみたいものばかりです。
しかし、全部見終わるには毎年行っても後何10年掛かるものか…。
皆様チャンスがあったら、一度でも万難を排してご覧になってみてください。
毎回の正倉院展のポスターを見たり、ミュージアムショップで買い物したり、たっぷり見て廻りました。
↑ 外に出ると早、夕暮れになっていました。
↑ 改修工事中の「なら仏像館」も夕闇に沈んでいます。
今度は東京博物館でやっている「国宝展」に行くぞ ! と思うトミー。
奈良国立博物館の正倉院展のページ → 第66回正倉院展|奈良国立博物館
奈良に 「第66回 正倉院展」を見に行って来ました。
奈良時代の宝物が多数伝えられている東大寺の倉庫である 正倉院 。
元は古代の他の役所や寺院の倉庫も 正倉院 と呼ばれていたそうですが、他の正倉院が長い歴史の中で失われたため、現在ではこちらの固有名詞として使われているそうです。
発掘でなく、長い間保管されながら伝わったこの時代の遺物は世界的にも珍しいようで、世界に誇れるものだと思います。
正倉院展は、毎年秋に2週間ほど宝物の一部を選んで公開されますが、奈良国立博物館で開催されるので、関東からはおいそれとい行けません。
以前2回位東京国立博物館でも開催されたそうですが、私は行けませんでした
昔から一度は行ってみたかった展覧会です。
ツアーで行けるのが有ったので、チャンスと思い行って来ました。
今回は天皇皇后両陛下の傘寿(80歳)を記念して10月24日(金)~11月12日(水)間での20日間、59件が展示されています。
ちなみに、正倉院には聖武天皇の愛用品など9000件以上の宝物が伝えられており、一度展示された宝物が次回展示されるのは10年以上経ってからだそうです。
毎年行って見たい~~んですが、とりあえず1回目です。
その前に…。
お昼に食べた名古屋三大名物幕の内弁当(お茶付)の写真です。
1,080円というお値段のわりにとても内容充実していました。 ↓
やっとこ奈良に着いたのがもう午後の3時ごろだったか。
奈良公園の鹿にも目もくれず(?) ↓
せっせと歩いて博物館へ。ああやっと見られる ! ↓
もちろん中は写真に撮れませんので写真はありませんが、途中のお茶席で頂いたお茶と和菓子のセット500円の写真です。(笑)
↓ お茶を頂いたのは、庭園を望む緋毛氈の上と言う奈良らしいところでした。
展覧会の内容は両陛下傘寿記念とあってか、大変豪華なものでした。
上の正倉院展のページで大体の写真は見て頂きたいのですが、現代風に言うと以下のような目も眩む宝物が。
まず、今回展示物中の目玉である、「鳥毛立女屏風 とりげりつじょびょうぶ」
今は失われていますが、当時は鳥の羽で飾られていた大変豪華な樹下美人図の屏風、6扇のうち4扇が展示されています。
これは聖武天皇か皇后の寝室か居室に飾られていたと思われるそうです。
聖武天皇がお使いになっていた今で言うベッドのようなもの、その上に敷いていた寝台用の畳、寝台の敷物
座っている時にひじを付くためのひじつき、ひじつきの覆い
大仏開眼会の際に聖武天皇が履いたと言われる儀式用の靴、靴の箱
ガラスの水差し
玉を繋いで編んだ物の残欠 (今見てもとっても綺麗でした)
漆塗りの仕込み杖
大理石のレリーフ
新年の挨拶状
伎楽の面
楽舞用の下着、靴下、舞楽装束を包む風呂敷、楽舞用の脚覆い、楽舞用の大刀、楽舞用の上着
弦楽器、弦楽器用の袋
金飾りの大刀、矢入れ、鉾、など武具の数々
見事な細工が施された昔の鏡(いわゆる銅鏡?)、鏡の箱
絵入りの表紙つきのお経の巻物、巻物の入れ物
献物用の台、その覆い、献物用の箱
銅製の仏具、唐のお経、奈良朝写経
東大寺荘園の地図、伊賀・志摩・尾張の国の正税帳
などなど、中には1200年以上も経っているものとは思えない輝きを放つ、正に宝物の数々 !
やっぱりね、日本人なら一度は見てみたいものばかりです。
しかし、全部見終わるには毎年行っても後何10年掛かるものか…。
皆様チャンスがあったら、一度でも万難を排してご覧になってみてください。
毎回の正倉院展のポスターを見たり、ミュージアムショップで買い物したり、たっぷり見て廻りました。
↑ 外に出ると早、夕暮れになっていました。
↑ 改修工事中の「なら仏像館」も夕闇に沈んでいます。
今度は東京博物館でやっている「国宝展」に行くぞ ! と思うトミー。