team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

15/09/06 月山1Q84・未体験ゾーン

2015-09-06 23:34:21 | '14-'15

昨日は仕事で突然の石巻。
普段ならば、ぶーぶー不満タラタラだけど、今回に限ってはラッキーと言う他にない。

途中ちょっこら抜け出して、石巻河南インター近くで幹mikiさんのライブ聴きに~(* ̄∇ ̄)ノ

もうこれで仕事終わった気分、ご機嫌で帰宅、
と同時に出動!久しぶりの月山(*^^*)
仙台、雨降ってきたけど…無視(笑)


今年もちょび隊長の召集がかかりました。
なんと今回は、初めてあっち側へ行きます。
いや、正確には、あっち側から攻めてきます。

ということで、月山道路をぐいぐい登り、トンネルいくつも抜けてすっかと下って日本海側(?)へ!

そして山形道との分岐を過ぎて、大体のところで右側へ曲がる




真っ暗でどこだかワケわかんない道を走っていると、ようやく【月山→】の看板を見つけ、
そっちに進むとやがて道はイッキに細くなった。




うん。間違いない。

そして、



合目ごとにずっと標識あるのかな?
始まりが"2"なのはなんでだろう?
とは思っていたけど、それは下山後に知ることになる


でもまだ、ずいぶんと
「のへ~っとしたトトロみたいな道だなぁ??」
って油断していると、やがてソレは現れた。

突如、襲いくる暴力的おっとっとカーブ!
助手席に置いていたリュックが、、
散らかり放題の車内の物品が、一斉にぶっ飛ぶ!

イキナリすか...
あっち側と同じだね(笑)
でも向こう(志津)側の道だったら、目つぶってても走れるけど、
(それは嘘)
第一と第二おっとっとカーブの位置もわかってるから。

でも勝手のわからないこっち側で、
このままノーNAVIで行くと、タンコブできそう!Σ( ̄□ ̄;)
なので慌てて調子悪いGooglemap起動



危険、危険…
ここから先はずっと道がのたくってる


途中、飛びだしてくるウサギだのテンだか避けつつ、八合目駐車場到着。

見えてるのはどこだろう?
街の灯りが綺麗
でも星は見えません。おやすみなさい。



そして翌朝5時。




なんとか雨は降ってない。
向こう側から雲がなだれ込んできてて、山頂は見えない。

ちょびさんとくさの君、共にいつでもオッケー!な格好で車から出てきた
リラックスしたカッコしてるのオレだけ?
急いで支度して、すぐ出発!





今回は
・行きが下りで、帰りが上り
・山頂へは行きません
な、俗世間を離脱する修験コース

でわ、さっそく。



月山ぽい、
草原の散策で、のほほんとしていられるのは、ほんの3分ほど。

まずは湿地帯が連続して現れる。



ここで、いかに足をトポン...せずに突破するか、
その身軽さとバランス、そして運を試される。


そして、湿原地帯を抜けると、すぐに今日の目的地が見えてくる。





池が見えるのわかりますよね?
御浜池。
ミハマです。
オバマと読まないでください

さあ。
平坦なのはここまでで
ここからは、まっしぐらに下ります。

でも、ちょびさん曰く
「最初から見えてるのに、なかなか近づけない」
らしい。なかなかの精神的テクニカルコースです。



急降下開始地点

あらよっと



注)行きが下りです









注)行きです




注)これが行きなんです

時期もあるけど、
ここは上のようなお花畑地帯でもないので、
高山植物はあまりありません

それでも、ときおり、、ね






注)だから、行きが...

もうわかってる?
延々下りて行くんですv

あんまり急なところはロープを張ってありますが、
そうでないところも結構、ちゅるん!と
斜面のトラバースとか、崩壊斜面のヘリをゆくところとか...
樹だの笹だの、何かにつかまっていないと、
ちゅるん!となったとき、奈落の底まで落ちかねない

最初、なにげにちょびさんに、

「棒(ストックともいう)持っていったほうがいい?」
と尋ねたところ

「私は持っていかない。両手フリーにしときたいから、、むしろ邪魔!?」
という。

なるほど。そういうわけだ


で、ここで一旦、下りが上りに転じる。




そのわけは、御浜池に直行する前にちょっと寄り道。





あの尖っている岩場へ。
あそこは、、ヒガシ....

ヒガシ、仏陀?ラク
確か、そういう感じの名前

むむむ..
何回教えてもらっても、すぐ忘れてしまう
オレは神にも仏にもなれない

あの岩自体が御神体?
年に一度だか数年に一度だか、何かがあるらしい(笑)
かなりアバウトな情報で申し訳ないけど、(笑)
最初にこのコースを"修験の道"と書いたのはそういうわけです


でわ。アタック開始!







岩の割れ目内部には観音様。

くさの君が出た後 オレも入ってみたけど、
観音様がわからないうちに反対側へ抜け出てしまった
天井に頭をぶつけ戻ってくると、ミニ観音様は入った途端の足元におわしました
なんだ...すぐそこにいらしたんですか~~って感じ


そこから、頂上アタックはどのルート行けばいいんだろうか

くさのくんは時計回りに
オレはもう一度穴をくぐって反時計回りに攻めてみた。

結果、どっちからでも、頑張れば行けた。
くさの君は激ヤブ、根性で強行突破コース
オレは岩壁を直登、落ちたら死ぬコース

そして、




あっち側、丁度ちょびさんがニコニコしてるところに
月山神社の証、剣があったらしい。

そしてこっち側。



こっちにもありましたよ~





くさの君…..わかるよ(笑)
ちなみに、ここ怖いんです。




足場は狭いし平らなとこなし。そして滑る。
立ってると、
冗談で「つん
なんてやろうもんなら、それだけでほぼ落ちます。
おふざけ禁止です



あー怖い。
怖いからもう帰る!




ちなみに、くさの君ルート。
ヤブの中から鉄梯子が設置してあるのわかります?
こっちが本来の正規ルートらしいw




撤収!




そして再び延々下りは続く













ますますジャングルちっくなテクニカルコース




スタートで最初から見えていた目的地は全く見えない
あとどのくらいかもわからない






と、突然!




って感じで到着

ここでお昼休憩&散策
ずいぶん干上がった感があるんすけど....



この池、入口だけで、出口がないんです。
なのになんで、こんなに水が減ってるんだろう
底に穴あいてるんかな...





恐らくは、あの緑のところが満水位なわけで、、

てゆうか、水面がすごく静かなんだな




これ....
もっと水量が多いときにきたら、どんなに綺麗か...
湖面に映る紅葉なんて、どんななんだろう




そんな風に思ったら、
またきっと来てみたい!





ハカセ...(笑)
虫はいました。
でも魚は1匹も棲んでいない。


しかし。

反対岸の、(元々)湖底をあるいていたところ




なんだこれは!







ビックフットの痕跡を発見しました


そして。



たぶんね、真ん中の大きい岩。
周りにお金が散らばってたんだよね。
あと上にも。

思うに、緑の境界線(この辺)から、あの岩に向かって投げてたんじゃなかろうか。
あの岩も、何かの御神体?それともご利益があるとか?
水とか、泉とか、お金を投げ込むのは日本もローマも同じなんすかね

それにしても、、




寛永通宝
って、マジすか?これ



真相は考えたところでわからないので、出発!




はい!帰りは上り!




下ってきた分、延々と上りだよ!












まだまだ~!
帰りは体力テクニカル




キクラゲ




名前忘れた。
スズランの仲間。実が佐藤錦みたい
真っ赤でツヤツヤきれい






と、と、
トリカブト~







まだまだ!




足あがんないよ!







鳥海山みえた


朝より視界ちょびっと良くなってきたね。
途中、ちょこっと雨が降ってきたけど
カッパ着ることも無くて済みそうだ





後は湿地帯を抜ければほぼゴールです。

ここまでくる間、緊急事態発生
いつもゆーが山に登るたびに毎度のように発生していて、
ネタにして喜んでいたのに
たまたま連れてこない今回はオレの番





戻ってきたよ~













車に戻ってさっと片付けて。
8合目レストハウスを探索してみた。

と、ちょっとした事件が..

こぶ班で秘かに流行っている、
あの行者鈴。

↓これね

この行者鈴が、レストハウスの売店で売ってるとは!

自分の足で頂上まで登らなくても、
車でそこまでひょいっとやってきて、お気軽にお買い求めいただけます...

って、ダメでしょ?それは~


軽くショックを受けた後
ちょびさんの、次なる探索のお供をすることに。

あ、その前に
戸沢村に、探偵ナイトスクープばりのパラダイスがあるんだよ~、と。
それは是非行ってみようよ!と懇願して
山をぶわぁ~っと下りて





最上川の支流に沿うイナカ道を高速移動(笑)




そして最上川に合流
しからば上流方向へ。
そして現れた、、





おぉぉ~

3人とも、ニンマリ
「やっちゃった感すごいねぇ~



この大げさな建物、トイレだってよ!トイレ





まさか村営ってことはないだろうから、
必殺・第3セクターかな?




素晴らしい!
よくぞここまで!
戸沢と韓国の友好どうのこうのという名目らしいすけど。
盛大に¥使っちゃいました感がすぎ!




つい、戸沢村風冷麺?オミヤゲに買っちゃったよ~


元々ここは地すべり復旧工事の?
この奥も敷地はひろいんだけど、補助金が打ち切りで、もうやめました的な..




そして向かいは。



最上川~♪
流れる岸辺~♪
思い出は...(終了)





パラダイスを後にして、
さらに別の支流沿いを高速移動。






姐さんビートゥる号、、速ぇえ(笑)




どこまでも、見える限り続く蕎麦畑
びゅりほ~




一転、リアル落石注意な奥の細道。

姉さん号、大したことない石だと思ってそのまま跨いだら、
床下でガリ!っていったらしいです

さらにその先。未舗装の林道をぐいぐい登る!




もう雨が降ってきて、
あたりも暗くなってきて、
姐さんは相変わらず速いし、で写真ブレブレなんですけど

以前この林道で、腹擦って、
「一人では、万一スタックしたら帰れなくなる...」
というんで引き返した。と。

今回、そのリベンジということで、
我々がビートゥる号のサポート役

今日も3回擦ったって言ってましたけど(笑)
目的地まで無事、到着しました。




肘折コース登山口。
次回、この場所から何かが始まる


・・・偵察任務を終え、ようやく安堵の時。







この温泉、肌がちゅるん!ってなるんですね!

そしてこの街、











至るところに開水路。
おもしろい。。
暖かったり、ぬるかったり。

公衆浴場の横から合流してくる開水路は湯気が立っている。
どう考えても、浴槽からの、源泉タレ流し(笑)
道路端に座って、(一見)ドブに足を突っ込めば、
実は立派な足湯だったり。


おもしろい街でした


※のんあるです




そして帰り足。
山形の奥の方って、位置関係も距離感もあいまいなんですよ
新庄だの尾花沢とか言われても...

R47までちょびさんが先導してくれたけど、
その後さっぱりわかんね。
何回Uターンしたかな(笑)
あの東北中央道、、なんなの?
乗っていいんだか、悪いんだか

どきどきして乗ってからわかった、無料区間ですとか。
結局、単にR13のバイパスと違うんだろか?

わけわかんないまま走ってたら、東根まで行っちゃって、そしたらもうR48で帰ってきました。
きのうから足掛け2日で月山の四方を、ぐるり周って帰ってきたわけだ

行きも帰りもハチャメチャだったけど、
メインメニュー自体は濃い~、、
充実の1Q84でした


ちょびさん、
くさの君、
お疲れした。さんきゅ



【追記】
今回のターゲットである、
"美浜池"は、
ミハマイケ ではなく、
オハマイケ が正しい。
とのご指摘を頂きました(^^;

ちなみに今回のレポ、22,898文字なんだそうで。
この長ったらしいレポを最後までお読み頂いたアナタだけに 、
お詫びして訂正いたします(≧∇≦)