山のぼり

久しぶりにホームゲレンデのＨＰをのぞいたら、
夏景色の写真が載っていた。
みどりみどりしたゲレンデ。いっけん草原のようで、駆け回れそう。

ＭＴＢとかパラとかできそう。が、実際はどんなになっているか行ってみないとわからない...
どのくらいの草丈なのかよくわからん。
が、秋には行ったことがある。スキーコースを歩いて登るのはとってもたいへんだ。
３０度の急斜面なんてとっても直登攀できないから、迂回コースを行く。
でも草ボーボー。か雨水でえぐれて溝になってこれまた歩きにくい。

下りは、やっぱり別コースをいきたかった。
背丈以上のススキをかきわけてムリヤリ降りていく。
先が見えない急斜面で、足元もよーわからん。
そのうちススキ群落の次に待ち構えるイバラ・イバラ・イバラ....

見晴らしはいいけど、とってもイタイ。

金華山に行ったときも登山道をはずれて同じような目に会ったなぁ・・
下山に手間取って、連絡船の最終便に全然間に合わず、うす暗くなってくる冷や汗なんてもんじゃないよ。この島で野宿か？ヨメさんはものすっご～～く怒ってる。
船会社に電話掛けまくるがさっぱりでない。本日の営業は終了しましただと～！

それでもなんとか連絡のついた鮎川からモーターボートで迎えに来てもらって、
闇の海を走る！モーターボートって乗り心地よくねーなー。結構な衝撃。ガツン、ガツンって。
...で、１万３千円だったかな？エライ余計な出費だった。

立山のときも、ロープが張ってあって、というか地面に放ってあった。
赤い布がついているが。ナニコレ？お地蔵さんのよだれ掛けか？

もう見えている頂上はどう考えてもこっちいった方が近い。
ずんずん登ると、どんどん急になって、四つんばいでないといられない。
そのうち足元は砂利、というか砂っぽくなった。
う～ん、なんか身の危険を感じる・・・
足元が崩れて、登るどころかずるずる落ちるぞ？つかまるモンなにもないし。

いまさらココを戻るのは不可能だ。下りられない。墜落する。
苦闘の末に登りきったが、あの赤い布は危険地帯のシルシだったのでは？

どうも山に行くと道をはずれてばっかしである。