信州上田の・・・六文銭の写真帳
秋の一日・・・北信濃ぶらりぶらり・・・
飯山市、国道117号から千曲川の右岸に、飯山市瑞穂の北竜湖から野沢温泉村に。
北信濃・・・野沢温泉村豊郷大湯・・・曹洞宗天王山健命寺・・・1568年創建といわれる古刹です。
野沢菜発祥の寺といわれています。
麻畑(・・・健命寺の野沢菜の採種畑です。ここで採れた種は「寺種」といわれます。麻畑とはむかしここで麻を栽培していたからです。
野沢菜の種まきは8月下旬、写真は1ヶ月後の様子、11月の初旬からお菜漬けの作業が始まります。
※撮影日は9月29日。
★野沢菜とは・・・江戸時代の宝暦年間(1751~1763年)、健命寺住職の晃天園瑞が京、大阪に遊学した際、大阪天王寺で天王寺蕪の種を得て持ち帰り栽培し変異を重ねたのが野沢菜と呼ぶようになったと伝えられています。遺伝子学的な検証では天王寺蕪説は否定されているそうですが・・・
野沢菜が有名になったのは・・・あの大戦後、多くのスキー客が信州を訪れるようになって旅館で出された野沢菜漬けを食べるようになってからといわれます。野沢菜漬けは、ご飯の香の物として、お酒のアテに、お茶請けに、他の食材と炒めたりして、使い方はいろいろです。
ちなみに信州では野沢菜といわず「お菜」といい、全県で普通の漬物として各家庭で漬けられて・・・いました(いまはどうでしょうね)。
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