サヨウナラ・・・ありがとう・・・「北斗星」

8月22日札幌発16:12、上野駅着翌8月23日9：25、臨時寝台特急「北斗星」。
1988年3月の運行開始から27年半(国鉄時代のブルートレインを含めると60年)の歴史に幕を閉じるラストラン。

黄金色の稲穂の中をゆく特急「北斗星」・・・JR東北本線栗橋駅～東鷲宮駅間を23日の朝8：35ごろ。



終着駅の上野に向かって走る「北斗星」。

なぜかさびしそうな後姿。

サヨナラ・・・ありがとう・・・「北斗星」。

※寝台車というと蚕棚のような1室6席相席のB寝台。「北斗星」は個室寝台が中心。ロビーカー、食堂車の完備した夢の寝台特急。一度は乗りたかったのですが予約がすぐ満席になる超人気寝台車・・・ついに乗ることが叶いませんでした。飛行機より贅沢な夢の寝台特急でした。

※どうでもいいことだが・・・「北斗星」とは「北斗七星」のこと。「斗」は柄杓のことらしい。柄杓の先端の2つの星を結んだ延長線上の5倍の位置に北極星があると小学生のころ教わった。
※どうでもいいことだが・・・寝台特急「北斗星」をグレードアップした「カシオペア」は現在臨時運行中。2016年3月の北海道新幹線の運行開始をもって廃止になるらしいが、いつラストランになるか未発表。

※どうでもイイことでなくて、ぜひ聞いてもらいたい話し・・・この日、農道に集まったカメラマンは数10人・・・農業用軽トラが通るたびに「車が通りますよ、よけてやってください」と声をかけあっていました。ビニール袋と炭ハサミで道と畔の清掃をしている地元の人が数人、「オハヨウゴザイマス、ありがとうございます」と声をかけました。