比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

山梨県立芸術の森公園・・・山梨県立美術館・・・で・・・芸術に浸る

2015-05-27 | 絵画、彫刻
山梨に来ると、ここにきてノンビリと息抜きしたくなる・・・山梨芸術の森公園・山梨県立美術館
1978年開園、山梨県立農事試験場跡、6㌶。
木が生い茂り、噴水があり、芝生広場があり、バラ園があります。ブロンズがさりげなく置かれています。みんな有名な作家です。
彫刻は何気なくポ~ッと見ているのがいちばんです。
ここは半日はノホホ~ンとできそうです

山梨県立美術館・・・壁面の肖像はこの美術館に所蔵されている世界の名画「種まく人」を画いたフランスの画家ミレー(1819~1875年)。
彫刻は「ケンタウロス(半人半獣)」アントワーヌ・ブールデル(1861~1929年)。

山梨県立芸術の森公園・・・噴水広場。
裸のフローラ」アリスティド・マイヨール(1861~1944年)。

山梨県立館壁面の肖像は山梨県の生んだ俳句界の巨匠飯田蛇笏(1885~1962年)。
前にある彫刻は・・・「叙事詩」ブールデル。

芸術の森公園バラ園の中に・・・「踊り子」ヴェナンツォ・クロチェッティ(1913-2003年


ハラが減った・・・何か食おう
美術館内にあるレストラン「アート・アーカイブス」・・・「ミレーの種まく人 アートドリア)・・・です。

ブランチだから軽食でよかったのだけど、これをオ-ダーして写真を撮りたかったのだ

イタダキました


芸術の森公園のこと・・・1978年、当時の山梨県知事(田辺国男)が「山梨に文化を」と県民文化ホール芸術の森公園をセットで企画したもののようです。なぜミレーか、語るとながくなります。いまこうして見るとミレーの農民芸術が山梨の風土にあってるかなとも思えます。ちなみに「種をまく人」は当時2億円(安田海上火災のゴッホの「ひまわり」は1987年58億円)。購入資金は県営発電所売電収益を議会承認、通産省許可を得て、そのた寄付金で。
壮大なハコであり中身ですが、これを無駄と考えるか、県民に文化をと考えるか、人それぞれです。私は後者をとります・・・・時の財政状態によりますが。
ミレーの絵としてはほかに「落ち穂拾い 夏」「羊飼い」があります。
こうした絵が世界に散らばってる状態がいいことか、画家の故郷に置くべきか、考えはいろいろですが、個人のコレクトでなく世界の文化遺産と考えて私たちが見られることは幸せなことです。
山梨に行ったら、ぜひ寄ってみてください。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿