比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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木彫りの皿・・・ウスユキソウ・・・「エーデルワイス」の歌が聞こえる

2019-11-20 | 絵画、彫刻
信州上田の姉から林檎、大根などと一緒に段ボールの中にそっと包まれていた木彫りの皿の贈り物です。
上田の木彫り工芸・・・大正時代から昭和初期にかけて活躍した洋画家山本鼎が提唱、推進した農民美術運動の流れをくむ工芸です。

木彫りの皿のテーマは「ウスユキソウ」です。

Edelweiss, edelweiss,           高貴な白い花・・・エーデルワイス
every morning you greet me.        朝・・・いつも・・・あなたは逢うたびに
Small and white, clean and bright,    小さくて、白くて、清らかで、輝いていて、
you look happy to meet me.        わたしを幸せな気持ちにしてくれる・・・
                                           (1965年公開映画「サウンド・オブ・ミュージック」より)

山本鼎(1882~1946年)・・・洋画家、静岡県生まれ、16歳から上田市に、木彫り職人を経て東京美術学校へ、1919年上田市神川小学校で農民美術練習所を開講、農村地帯の農閑期の収入を得るため木彫り工芸を推進した。農民美術といわれるこの運動は全国各地の農村地帯に広まり、この運動の中で北海道八雲町の「木彫りの熊」が生まれたといわれます。大戦で途絶え戦後この活動を続けたのは上田のみに。

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