比企の丘

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南信州紀行2015・・・天龍村の村鳥・・・ブッポウソウに逢いに来ました

2015-07-19 | 信濃の国は 伊那・諏訪
6月22日、1年ぶりの南信州、長野県の最南端の天龍村役場です。
役場の前にわたしを含めて熊谷ナンバーの車がなぜか三台。偶然の出遇いでした。
今日の目的は天龍村の村長に逢いに来たのではなく村鳥に逢いに来たのです。
ブッポウソウは天龍村の村鳥。天龍村ホームページでは抱卵(5月初旬)、孵化(6月中旬)、巣立ち(7月中旬)までの観察記録を更新しています。
昔は珍しくない鳥だったようですが、今では環境省指定の絶滅危惧種です。巣穴を掘っていた木製の電柱が消え、巣穴を掘る樹林の減少、大型昆虫のいる環境の減少とかが原因のようです。
天龍村にブッポウソウに逢いに来たのは今年で二回目、高速料金、ガソリン代を使って南信州の最南端に、たかが鳥に逢いに行くなんて馬鹿みたいですね、
でも美しい天龍村の渓谷に飛ぶブッポウソウを見て幸せな気分になっているわたしです。

役場のロビーに大型テレビモニターが設置され役場の屋上の巣箱の中の様子がライブ映像で見られるようになっています。
卵から孵ったばかりのブッポウソウの雛が親鳥の運ぶ餌を待って鳴いています。
ブッポウソウ…大きさは鳩ぐらい。頭部、尾は黒褐色、赤い嘴、胴体は青色で光の角度により薄い青、濃い緑色に(構造色)、翼に白い斑紋、綺麗です。
日本には夏に東南アジアから880羽(440ツガイ)が飛来、広島県三次市作木に270ツガイ。岡山県吉備中央町に140ツガイ、長野県では2012年調べで30ツガイ(うち天龍村9ツガイ)。
天龍村のブッポウソウは20年前に小学生の自然観察から取り組みが始まり、巣箱設置が行われるようになったそうです。

役場の地下1階の駐車場に小さな鳥の群れが出入りしています。電線に留まった鳥を写してみました。イワツバメのようです。
 
(上の2枚は6月22日撮影、役場の写真はWikipediaより)



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