こんな本を見つけ読んでみました。
信州 おばあちゃんの おいしいお茶うけ 漬け物から干し菓子まで、 信州全土の保存食110品
大平一枝 (誠文堂新光社 2014年刊)
読み続けると・・・ナルホド・・・ナルホド・・・の連続です。
遠いむかしの信州人ですが忘れていた食にまつわる信州独特の言葉を思い出しました。
お茶のみ・・・信州では普通名詞の単語。オバサン、オジサンが縁側とかでコミュニケーションを交わすことをいうらしい。「飲みニュケーション」とは違う。
お茶うけ・・・普通は茶菓子のこと。信州ではこれが何でもありでご飯のオカズになるような漬け物、煮つけ、和え物、佃煮まで出てきます。
おこびる・・・ご飯とご飯の間の中間食。軽食のように思われるが、労働の間の食だからけっこう腹にたまるものが多い。標準語だと思っていたが信州語らしい。
お手しょ・・・標準語では塩を盛る程度の小皿のこと。信州語では、手のひらのこと。手のひらが小皿なのだ。
写真に撮り忘れましたが冷蔵庫にパックに密封したウコギの茹でたのがあります。ウコギはセリ目ウコギ属の落葉高木、山形県米沢では垣根に使われ新葉を食用にしているそうです。他県の人に米沢の人は垣根の木の葉っぱを食うと不思議られている食材です。信州伊那地方でも「オコギ」といい冷凍保存して食用にしています。
この本は、グルメ本でも郷土食の懐旧の本でもなく、食と健康に対する提案、地域社会の人々の文化交流に対する提案という前向きの本です。
信州 おばあちゃんの おいしいお茶うけ 漬け物から干し菓子まで、 信州全土の保存食110品
大平一枝 (誠文堂新光社 2014年刊)
読み続けると・・・ナルホド・・・ナルホド・・・の連続です。
遠いむかしの信州人ですが忘れていた食にまつわる信州独特の言葉を思い出しました。
お茶のみ・・・信州では普通名詞の単語。オバサン、オジサンが縁側とかでコミュニケーションを交わすことをいうらしい。「飲みニュケーション」とは違う。
お茶うけ・・・普通は茶菓子のこと。信州ではこれが何でもありでご飯のオカズになるような漬け物、煮つけ、和え物、佃煮まで出てきます。
おこびる・・・ご飯とご飯の間の中間食。軽食のように思われるが、労働の間の食だからけっこう腹にたまるものが多い。標準語だと思っていたが信州語らしい。
お手しょ・・・標準語では塩を盛る程度の小皿のこと。信州語では、手のひらのこと。手のひらが小皿なのだ。
冷蔵庫にあるお茶うけを写真に撮ってみました。
これみんな信州に行ったとき友だちに貰ったものです・・・手作りのものを持ってけというのは信州文化かなあ。
干し柿、白ウリの粕漬け、白ウリの味噌漬け、山蕗の佃煮(キャラブキ)。
これみんな信州に行ったとき友だちに貰ったものです・・・手作りのものを持ってけというのは信州文化かなあ。
干し柿、白ウリの粕漬け、白ウリの味噌漬け、山蕗の佃煮(キャラブキ)。
写真に撮り忘れましたが冷蔵庫にパックに密封したウコギの茹でたのがあります。ウコギはセリ目ウコギ属の落葉高木、山形県米沢では垣根に使われ新葉を食用にしているそうです。他県の人に米沢の人は垣根の木の葉っぱを食うと不思議られている食材です。信州伊那地方でも「オコギ」といい冷凍保存して食用にしています。
この本は、グルメ本でも郷土食の懐旧の本でもなく、食と健康に対する提案、地域社会の人々の文化交流に対する提案という前向きの本です。
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