比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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ときがわ町の巨木を尋ねる・・・大附日枝神社の大ケヤキ

2011-09-17 | 比企の丘から
9月8日、ときがわ町西平の萩日吉神社の巨木「児持杉」を拝んだあと山を越えて同じときがわ町の大附(おおつき)の日枝神社を尋ねました。

ここも標高300mくらいの急峻な山の中、明治のむかしまで比企郡大附村、そのご明覚村、都幾川村、現在はときがわ町。
道路のそばに大鳥居と急な石段が。村指定無形民族文化財「ささら獅子舞」という立て札が立っています。


急な石段をハアハアいって上がると拝殿があって本殿がその奥にあります。その奥に巨木「大欅」が。

拝殿の裏に廻ります。大欅・・・樹齢700年、幹周り6.7m、樹高34m。神の宿る巨木。

境内からさっき登ってきた石段を眺めました。「下りないほうがいいですね」・・・
自動車も上がってこれる迂回道路が境内から下の道に続いていました。
上がってくるときも迂回路を車で上がって来ればよかった。

縁起書がなくネットで調べましたがたしかなことはわかりません。
日吉神社も日枝神社も比叡山(日枝山)の山王信仰の日吉大社から勧請をうけた社号であり主祭神は大山昨神(オオヤマクイノカミ)。

今日の巨木めぐりはこれでオシマイ。斜面を下っていくと県道30号線の瀬戸集落あたりに出ます。

《ちなみに》大附(おおつき)という地名について・・・勝手に考えました。大附、大月、大槻なんてあります。ツキ、ツク・・・は急傾斜を表す古日本語のようです。筑波は急斜面な山のバ(端)ですね。トキガワ、ツキガワも急斜面の山から流れ出した川と考えました。