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テンポ

 tempo は日本に広く根付いているイタリア語のひとつかもしれませんね。速さのことをいいますが、これがとても音楽には重要な要素。合唱する上でも作る上でもやはり大切です。

 速度記号として四分音符の速さを示している曲がほとんどですが、学校現場ではこれが軽視されがちなので気をつけたいところです。速さによって曲の趣が全く変わってしまうので、知らないうちに作曲者の意図するものと正反対の音楽ができあがってしまうなんて悲劇にならないよう、先生たちは一度はメトロノームで確認する習慣をつけましょうね☆

 中高年合唱団にとっても、声作りとともにこの「tempo感」がものすごく重要です。べたべたした声とテンポが、「老い」の素。 と言っても過言ではない(ToT)

 遅いtempo は、心地よいものです。軽快さと同じくらいに。 半世紀近く、あるいはそれ以上生きてくると軽快さよりも馴染んでくる。歩行速度も会話速度も10代の頃より遅くなってますものね。これは自然の摂理ですからむしろ好ましい。

 

 でもね。

 

 合唱をつくるとき、「遅くする」のと「遅くなっちゃう」のは天と地ほどの大きな違いがあります。無意識に遅くなる。これはいただけません。絶対に阻止! あはは。 おかあさんコーラス指導者のお悩みとして頻出のこの問題。諦めている指揮者さんも多いです。ピアニストに引っ張って行ってもらうしか改善できないと思っておられる・・  否! ちゃいますよぉぉぉ! 笑

 

 かおるめそっどのアンティフォナ、ぜひぜひお試しを!

 

 簡単です。指導者と団員さんが交互に拍を続けて行けばよいのです。手拍子なら 4拍交代、あるいは3拍交代。 日本人が苦手と言われる3拍子もこの作業を毎回1分続けるだけで素敵に克服できます。

 先日の板橋べる・そ~れ では 拍を数えました。歌声ですれば発声練習も兼ねられて時短可能^^

 私『1・2・3』団員さん「4・5・6」 これをtempoを変えながら繰り返して練習してから曲に戻ると、伸びてしまいがちな6拍子が若々しくなりました★ 声と手拍子を組み合わせて 『いち・x・x』 「し・x・x」というのも面白いかも?!

 明日のべるちゃんは これでDual Task.してみましょう^0^♪

 

 

 

  漸く体調が戻りました。実は熱を出して寝込んでましたぁ。あかんわぁ。大仕事のあとはいつもこんなだぁ。免疫力低下しちゃうのねぇ。睡眠不足するとてきめんだわねぇ・・   先週のべるちゃん、上着着ないで行っちゃって寒かった。。明日はきていこ。  寒暖差激しいこの時期、みなさまもお気をつけあそばしてね♡

 

 

 

 

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