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トロフィーおめでとう★

 

  川崎kidsがコンクールで「トロフィーを戴きました!」と報告メールがありました。おめでとう!頑張りましたね!中休みに三々五々集まってくる子供たち。全員揃って始められないこの形態に慣れるまで時間がかかったけれど、『せっかく早くきてくれたから声出しておこうよぉ~』 などと声掛けをしつつおしゃべりを遮るかおるせんせも板についてきました 笑 好成績を戴いたことで弾みがついて、時間になったら促してくれる担任陣さまも増えるかもしれません。ご協力を期待しちゃおう^^;

 

「『ひとつの方向へ向かうために同じ発声方法を目指そう。その中で各自がそれぞれ個性を発揮して “ 魅力的な声”で歌っていけば素敵な音楽が生まれる』 とありましたが、私の場合、XXと●●と、それぞれ発声が違ってる、という事でしょうか。」

 という、複数の合唱団で歌っている方からのご質問が寄せられました。どうでしょうね。合唱団によって発声法を変えるというワザは普通の人では難しいですから「使っている場所が違う」ということではないでしょうか。

 昔声楽lessonをしていた頃、soloを学ぶ生徒さん達に話していた合唱との向き合い方と同じ話をしましょう。

 たとえばその人の力量をコップ一杯と仮定します。オペラアリアはこれを全て駆使して1曲を歌いあげます。リードと呼ばれるシューベルトなどの歌曲においては、コップ2/3位を使い、あとは頭脳で作る。合唱の場合は持てるチカラの1/5、つまり2割の上澄み、最も美しいところだけで勝負する。  と、伝えてきました。

 力任せに歌っては合唱にならない。「喉がイイ感じに疲労したぁ」なんて練習後に言うヒトは美しくは歌ってない。スポーツじゃないんだから。 は、亡き恩師の口癖でした。

 

 一方合唱団指導者によって求めるものは違う。なのでこの質問の方も、所属するそれぞれの団体で求められるような歌を歌っているのだと思います。いっぱいのコップをどう使うか はその人次第なのです。もちろんより良いコップが持てるよう努力が肝要なのは言うまでもありません。もとが残念ならその2割はもっと残念なものに・・  たくさんの良い音楽を作り出されます様、応援しています^0^

 

 

 

 

お知らせ 

 ●5/17から4回連続の「合唱の作り方」記事、ご参考になさってね☆彡

●オンライン個別発声Lesson・指導お悩み相談 継続しています☆お問い合わせはメールでどうぞ♪

●sakamoto kaoru と you tube 検索なさるとお会いできます♪

小学生全校指導       https://www.youtube.com/watch?v=3V17Cn3loqM

「お籠りハモり」 https://youtu.be/K-1TUz8pwYI 

再生回数40万回超えの「高い声の出し方」も よろしかったら♡

低い声の出し方

https://www.youtube.com/watch?v=YsNSoUjq6UA

 

●メールはこちらでっす   music-sakamoto@mail.goo.ne.jp

 

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テノール育成・・☆彡

テノールの声がまとまらないのです。ザツザツにしか聞こえません。どうしたらいいでしょうか。
それから、口は鯉のぼり、ということですが、鯉のぼりにする理由を教えてください。みんなしてくれないので、その理由を説明したらしてくれるかな、と思っています。


 おっとうっかり投稿へのお答えを失念、あらためて再度更新。

そっかぁ。男子は声をひっくり返さず持ち声のまま歌うので個性が出やすいですよね。靴底の減り方と同じくらい多種多様・・あはは。

投稿者さんのおっしゃることはビンゴです。パート内を揃える時口の形を同じにすることは近道。どの声部も等しく真理は一つですね。おそらくこれが成功すれば 冒頭の「ザツザツ」も、まとまりの無さも改善されます。 いまは弦楽器管楽器打楽器が一斉に気ままに音を出してる感じなのでしょうね。 まず楽器を揃えたいですね。

 鯉のぼりの口  は 男女とも基本ラインですが、これはお話をするときにクセにできるくらい普通のことになるまで頻度を上げたい。そのため 文節ごとにパコパコを入れて顎関節を柔らかく開閉して日頃より口腔内を広げるわけです。 このことをまず説明してはいかがかしら?
 本番は必ず大きな空間。リビングで家族と話す時と同じ話し方ではまかなえない。と、説明してみてください。そのためのパコパコ。歌う時ではなくしゃべる時が大事です。

 そしてそれがうまくいった上で、テノールはもうひとつトレーニング。これがYou tubeにある、ににに です。最近 れれれ の方がうまく行く人が多いことに気づいたのでこちらもお勧めです。 パコ+れれ で、必ずうまくいきます。   どうぞ頑張ってね!応援しています^0^♪



  さっきの記事にも書きましたが、どうぞ楽しんでトレーニングしてくださいね。昨日見たテレビの話などを パコパコ挟みつつ雑談してみてください。 もちろん役者声で、ね!
素敵なSoundが待ってるよぉ~ がんばれ~☆彡
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かおるせんせの合唱塾      

音楽の友社さんHPに載りました^0^★

http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=321560

ご予約くだされば サインしてお送りしまっす!
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市立松戸高校


 一年生 どんな声に変化してるかな わくわく。行ってきまぁす。


5・6月のざっくりschedule 
聴講可能なところもありますので、ご希望の方はこちらへどうぞmusic-sakamoto@mail.goo.ne.jp
 5/11 初んごパコin岐阜 5/12 中学Nコン課題曲 in名古屋 6/1 山形 6/2 福島 6/14 千葉 6/15名古屋 6/25-27青森 often岩手・埼玉・市川・松戸・東村山・東工大・板橋。


八月までの予定がほぼ埋まりつつありまする。。
教員研修会関係のお役の方、お早めにご連絡くださいませ!お断りしたくないので・・・<(_ _)>
 
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《ピアノの音に注意!》 ~この章のおわりに~ までのダイジェスト

《ピアノの音に注意!》 ~この章のおわりに~

 《声慣らし》の項でも少し触れたが、ピアノという楽器は本当に素敵な音色で大好きな楽器なのに、使いようによっては凶器、、は大げさだろうか・・ともかく邪魔者になってしまうこともある。

 a cappellaをある程度楽しめる合唱力のある合唱団で、そういう無伴奏の曲にピアノで補助的に和音を入れたりすると、戸惑った顔をされることがある。そんな時は「おぉ、この集団は歯ごたえがあるぞ」と内心ホクホク顔になってしまう。そう、そういう集団ではピアノの音が異質なのだ。無い方がずっと心地よい。平均律ではそぐわない音の響き合いが既に育ってきている、つまり純正調で楽しめる合唱力がUPしている証しなのだ。

 去年はそうじゃなかったのに今年はそんな団に進化していたりすると心底感動する。コンクールで金賞を取ってくれる時よりむしろ喜ばしいかもしれない。なぜならその団の人びとは、間違いなく私と同じ穴の狢(ムジナ)。そう。。、合唱ってなんて素敵なんだろう、と思っているに違いないからだ。そして卒業しても「もう合唱なんて疲れちゃった」等と思うこと無くずっと楽しみとして合唱とともに生きて行ってくれる。人の声に自分の声を重ね合わせることの楽しさ、心地よさに目覚めた人が一人でも世界に増えてくれたら・・

 そんな、心からの願いと共にこの本を終えたい。最後までお付き合いして下さったあなたに感謝いたします。どうもありがとう!そしていつかどこかで是非一緒に声を合わせましょ!!楽しみにしてますよ~~^0^☆


The End
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