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Bing 検索: 母音で歌うことの効果?


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そうですね。最後の疑問符にかおるせんせも同感です。指導の立場になってからは歌い手に要求したこたとが無いです。恐らく先人たちはレガートでなめらかに歌ってほしくて母音唱をしてきたのでありましょう。
 けれど、先日記事にした音声学教授のおっしゃるごとく日本語は口を開けずに話せる言語なので西洋音楽をそのまま歌えば母音唱も似て非なるものとなるわけです。日本語以外を母国語とするひとたちには母音唱が有効かもしれませんが私たちには百害あって一利なし と、かおるめそっどではむしろタブーとしています。長く伸ばすには我々の母音は喉を締めすぎてしまうためです。

 先日の500人小学生Lecture. いつものように 「Lo」のヴォカリーズを多用して進めていきました。もちろん冒頭で日本語の持つ特性である「口を開けずに話せる」という声の出し方を欧米人言語の発声にスイッチしてもらってから歌います。ハモらないからです。このハモる声を「やさしい声」として紹介しつつ実践してもらうと10歳前後の子供たちも瞬時に声帯を柔らかく使うことができます。
 6年生を正面に、4・5年生を左右に、コの字型に配置してもらい、既にパコパコしてきている上手な歌声の6年生に 五度のドローンバスを受け持ってもらい、4年生は「チューリップ」冒頭の 「ドレミ」の繰り返し、5年生は「でんでんむし」冒頭の2小節の繰り返し、それぞれを載せてゆくと。。。体育館には彼らが生まれてこの方経験したことのない倍音空間が出現、もちろん先生方の表情にも驚きの色がどんどん広がり・・   

 こういう作業をしていると、受講生が6歳でも大人でも音楽のチカラを誰とでも体験できるのです。「うたう」よりももっと音楽的な空間に身を置く経験はこどもたちの心にどれほど素敵な影響を与えてくれることでしょう☆
 メロディをたどることだけが音楽と思われてきた日本で、ヒトと声を合わせる喜びを伝える。かおるせんせはその伝道に生涯をささげているのでありましたぁ。ちゃん ちゃん♪



 さて今日は東京工業大学コールクライネス3時間。新歓合宿も終え、新入生から1年生へ進化した彼らも個人発声に来てくれるドキドキ初回。 大丈夫だからね~ 怖くないよぉ~^0^v

 そして明朝は6時出発いよいよ本番。三善サウンドが作れるのか?! こちらもべつのドキドキが・・!  ハモらなければ楽唱じゃないっ!  なぁんて大風呂敷広げちゃえるといいな・・あはは      今日も明日も かおるせんせと一緒に楽しもうね♪    
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