goo

お じ さ ま


「・・おじさまたちに伝えられず、四苦八苦しています。 おじさまたちは、ごどごど感覚が無いです。俳優喋りまでは受け入れてくれても、裏声なんか出来るか!って感じで声合わせもごどごども何のハナシだって感じです。 おじさまを取り込む術があったら教えて下さい。」
 教育音楽を毎月ご購読くださっているというんごパコ指導者さんからの悲痛なメール。うぅぅぅむ。。そうですか。ご一緒に考えてみましょ☆

 まず、裏声は変声後の男性には不要です。音程を司る筋肉(輪状甲状筋)と裏声を発する時に使うところが同一なので、裏声を出せたほうが音程が良くなる と唱える方もおられるので害ではありませんが違和感が大きいので伝える時には注意したいですね。こういう理屈をお話しするのも良い手です。
 「ごどごど感覚」はおばさまも十代も大学生も無いですよ。鍛えないと我々日本人にはDNAに組み込まれていない感覚ですから時間がかかりますね。そしてまずユニゾン磨きに時間をかけましょう。アンティフォナで交代に歌うことに慣れることも同時に繰り返していくと「のど自慢的歌唱」から脱出できます♪

 とはいうものの・・・Kせんせも とある合唱連盟講習会で前に出てもらって愛情を注いだおじさま族に翌年総すかんを食って「人前で歌わせるなど言語道断」と、拒否されたにがぁぁぁぁぁい経験がありますので(号泣!!!!)まだまだおじさま方の懐に飛び込む術は試行錯誤 五里霧中 一色即発 竜頭蛇尾 捲土重来 酒池肉林 あ、これは違う。。あはは。というわけで、良いヒントは差し上げられないのですが、でもね?「良い音の心地よさ」は万国共通、老若男女に最も効き目のあるカンフル剤であることは確かです。男性だけでユニゾン磨きをしたあと五度でハモってもらった時の心地よささえ体感できたらあとは 猪突猛進 一心不乱に ハーモニー作りにまい進してくださいますよ。名古屋120名混声集団の50名紳士たちは見事に進化してくれましたし、新潟にも同様の症例が。^0^v どうぞ諦めず伝道してくださいませね。パコパコ が近道です!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )