のんびり・・・いそいそ~(*くうかんあそび*付き)

なんとか音楽の勉強を続けているちょっと変な主婦兼ピアノ指導者兼ボランティア演奏者の日常。取り留めのない駄文揃い。

お絵描き

2006-03-07 10:33:49 | もろもろ
最近絵を描くことなんて滅多になかった。
(そりゃ、子供に頼まれてたま~に描くことはあったさ

でも週末にムスコが
「梅の花の絵を描くの。」というので
白梅も紅梅も見事に咲き誇る、近所のお宅の前で描かせてもらった。
近所迷惑だが、敷地の外だし、懇意にさせていただいているし
・・・モニョモニョ(と口ごもる)。

ちなみに白梅だが、ワタシの大好きな花だ。
我が家の玄関前にも1本老木があるのだが、剪定の時期を誤ったのか
今年はほとんどつぼみをつけていない

ちょうどワタシは水彩クレヨンを手に入れたばかり。
(普通のクレヨンなのだが、
 水を含んだ筆でなぞると水彩画のようなタッチになる)
妹やハハと違って具体的表現力が乏しいワタシにしては
珍しい買い物かもしれない。
でもいつも立ち回り先でキレイな花や風景を見るたびに
「絵が描けたらな~」と思ってしまう。
今は時間がないので、
それらの風景を切り取ることができるデジカメが欲しいのだが(笑)。

子供達の絵を見たらなかなか面白く描けていた。
ムスコは梅の花の拡大図を赤いクレヨンで
ムスメは沢山の白梅が咲く木の全体を描き、自分がそれを見上げている
といった絵だった。
子供の絵って、本当に面白い。

ワタシは梅もいいのだが、木を描く難しさを身にしみて知っているので
最近一気につぼみをつけ始めた水仙を描いてみようと試みた(笑)。

つぼみはまだ固く青い。
葉と茎だけは勢いよく、数多く、そして仲良く並んでいた。
葉の根元は黄色を帯びているが、先に向かえば向かうほど濃い緑だ。
・・・・・・むむむむ~っ、難しい


具体的な表現は苦手といっておきながら
一時期絵画を得意としている頃があった。
小学校高学年の頃である。
水彩画なのだが、1つ1つ彫りこむように描く自分のタッチが好きで
(ナルちゃんか・・・?)
よく先生に褒められたのだ。
版画などでも表彰されたことがあるのだが
そのうちに生来の面倒くさがりの性格が災いして
全く描く気がなくなっていった。
加えて中学の美術の先生が嫌いだった。
以後、ワタシにとって美術分野は自ら創作する物ではなく
鑑賞するものとなった。


でもやはり絵がサラサラと思うように描けたらなぁと思う。
旅行先で一筆、なんてどんなに楽しいだろうか?

音楽でも絵画でも写真でもいいのだが
自分の受けたイメージを何かの形に残し
後に記憶の宝箱からその大事な作品を取り出し、眺めることができたら
どんなにか人生が豊かになるだろうか。