所属するSCマジッククラブの会が催したものである。幹事を引き受けた関係上、1番の仕事は無事に帰国することである。そしてこれはできた。
2番目は旅を楽しむこと、そして3番目には参加者相互の親睦を図ることである。この2つについてもまあまあよくできたと思う。
サーチャージが1人当たり2700円戻ってきたので、何か得したような気分になった。
上海の出来事については、機会があったらこのブログにも書いていこうと思うが、現地(上海)に行って強く感じたことは、良きにつけ悪しきにつけ何しろ「今、世界の中心は中国だ」ということである。
オリンピックと万博を前にして、中国はエネルギーが燃え盛っているのだ。

個人的には渋谷駅を6時13分発、成田エクスプレス1号に乗車すると空港第2ビルには7時26分に到着する。
フライトはANA919便で9時15分発である。
行き先である上海の天気予報を調べたら3日間とも晴れか時々曇りとなっている。気温はそれほど高くはないが湿度は60~70パーセントとけっこう高いということであった。
幹事の第1の仕事は参加者に手続きを期限内にやってもらうことであったが、無事終了し、第2の仕事である集合場所に遅刻無しに全員に集まってもらうことである。都内近県からの参加者達であるので、特に問題はないであろう。
ともかく全員が無事に帰ってこられるよう、細心の注意をしながら充実した旅をしてこよう。
だからこのブログもしばらくはお休みすることになる。

昨日旅行社に出向き、上海旅行の予定表をもらい、すぐに参加者全員に「ゆうパック」で送った。結局参加者は5人となった。内1名は女性である。
今日には皆さんのお手元に届くはずである。
これで幹事としての最初の仕事は済んだ。
次は指定の集合場所に、時間に遅れずに全員が集まることである。
この旅行は企画から実行段階までの期間が短かったせいか、参加者が多く集まらなかった。当初はもっと大勢の参加者を見込んでいたが、ちょっと残念である。特に師匠の鈴木徳太郎先生が海外公演と重なり、参加できなくなったのは寂しい限りである。
でも女性が1名参加することになり、4人の男性は喜んでいる。男性5人がぶらぶらしているよりズッとスマートだし、ましてや中国人の日本人に対する冷たい視線をそらすことができるのではないかと、妙なことを考えてしまう。
SCマジック・クラブの仲間で上海旅行を企画している。
6名以上集まると現地でガイド付きのリムジンを無料でチャーターできるツアーである。だからどうしても6名を集めなければならなかったが、取り敢えず揃った。よかった。
2名の女性と男性は4名である。
仲間の1人のパスポートが期限切れであった。急遽、再発行の手続きをすることになったのであるが、やはり少し慌てた。
飛行機は最初からJALではなくANAに決めていた。飛行時間はたった3~4時間程度なのでエコノミークラスで我慢し、ホテルに関しては気張って☆☆☆☆☆(オークラ花園飯店)にした。
パッケージ・ツアーであり、しかも旅行代金は最もリーズナブルな区分で行くことにしたのでサーチャージ料(燃料用ガソリン代)も含め全部で130,000円程度ですみそうである。サーチャージ料が大分高くなっていると聞いていたが、往復で5,400円だ。でもこれはあくまでも暫定的なものだそうだ。
現地に行ってまでマジックの練習はしないだろうが、仲間の関心はやはり自分に合い、出し物にぴったりする「マジック用衣装」を手に入れることである。
私もできたらモンゴル地方の衣装とか、中国の古い衣装を手に入れたいと思っている。
おっと、上海観光もしっかりやってきます。
希望の日程で仮の申し込みをしたが、余っている席がこちらの参加予定者よし少ないことが分かった。
取り敢えず、希望数を確保してもらうように依頼しておいたが、キャンセル待ちでは何だかおぼつかない。
パンフレットが店舗に届いてから3~4日後に申し込んだのに既にこのような状況である。
あのデモ以来、中国に行く人が減ったままだと思っていたのであるが、また着実に増えているのかと、こんなことで実感した。

大井川電鉄の金谷駅から終点の千頭駅まで1時間あまり、「C11190」の機関車に引かれた正にレトロ客車に揺られ、昔の旅を体感した。
宿泊した旅館は清水館で、その町の町長さんの奥様が経営する旅館だ。
夕食時、そのお上(町長の奥方)からビールのお酌をしてもらった。
孫が機関室に乗せてもらい、有名な車掌に抱っこしてもらった写真があるので、載せておこう。
ベトナム戦争で手柄を立てた大柄な黒人、倒産して夜逃げをしてきた日本の男性、ラスベガスで娼婦をやっている不法滞在者の日本の若い(?)女性、以上3人が主人公である。
これから読む人に迷惑を掛けないためストーリー展開はお話できないが、とにかく面白い。
それだけでなく、裏情報の旅行案内書としては秀作であろう。
もし、ラスベガスに行って一勝負する機会があったら、この本を携えていくことをすすめる。ギャンブルシステムの勉強にもなるし、賭けに負けないで帰れるから。

持ち時間は午後2時10分から3時までだったので、その後は自由時間となった。せっかくここまできたのだから少し足を伸ばし、かねてから1度行ってみたいと思っていた由布院温泉に1泊した。
4月22日(金)、23日(土)のたった2日間ではあったが、由布院町の商店街を視察(と言うより散策かな?)した。スーツにネクタイの白髪男がひとり、とぼとぼと歩く姿は土地柄異様にうつったかもせれない。
気にしない気にしない。
では、とぼとぼの歩きの感想を少し書いてみよう。
22日は夕方到着だったので駅周辺中心に、次の日は商店街をほぼ全域を観て回った。
第1日目
宿泊先は朝食付き1泊の条件OKの「御宿陣の内」(電話0977-84-3221)に泊めてもらう。到着してすぐに露天風呂に飛び込んだ。ここは屋内の風呂も露天風呂も一括の貸切である。入り口にある『ただいま入浴中』の看板を横にすれば他の人は入れない。小さな宿だからそんなことが出来るのだろう。
温泉がきれいだったし、家族的な宿である。宿泊代は7000円、それに入湯税200円のみだ。
飲食店が集まっていて夜にぎわう駅周辺をぶらぶらした。
金曜というのに人がまったく少ない。歩いていてもなかなか人に会わない。道路と若干の車と店の看板があるだけ。そんな気がした。東京の新橋界隈や自由が丘を根城にしている呑み助には、何だか異様に感じたものだ。
夕食はこれもインターネットで調べて決めていた『寿し辰』(電話0977-85-4264)に入る。先客はなかった。
しばらくして初老の人が入ってきた。その人は北海道苫小牧から観光に来ているとのことだった。4年前に奥様に先立たれ1人で旅行ばかりしていると言ったいた。その人は80歳。すばらしい。若い頃は王子製紙のアイスホッケー部の正選手でレフトウイングだったんだそうだ。これはまた何とすばらしい。
ここの料理はおやじが心をこめて作ってくれる。そして奥様がきれいだ(おっとこれは料理とは関係ないいか)、ビールのあと亭主おすすめの焼酎を飲んだが名前を忘れてしまった。たしか頭に「鬼」がついていたように思う。自分の好きなものをたらふくいただき勘定3800円を払い、「昼の定食もやっているので明日もどうぞ」の声を後にし店を出た。
さて…
あの初老の紳士がこの店から紹介され先に行っているカラオケに私も行くことにした。旅は道ずれだ。
オバーチャンらしき人につれられて4歳くらいの女の子が入ってきた。すぐに歌が始まった。まだ舌がよく回らないのに歌はうまい。将来、歌姫にするための英才教育かしら?と思える。
こちらの方は二人ともうまくない歌を交代に歌って、私は紳士より先に失礼した。
いやいや、由布院のことを忘れていた。
第2日目
朝6起床。露天風呂に入ろうとしたらほとんど熱湯にようになっていた。家の中の風呂に入る。ここも気持ちがいい。
アー、しあわせ。
朝食を済ませ、9時にチェックアウト。コインロッカーにかばんを入れ、いよいよ視察である。
商店が集積している場所は駅から北東に5分程度歩くと行き着く。朝早いが土曜日のせいかほとんどの店が開店の準備をしていた。
商店街の核になる場所は1箇所で、メインの観光道路わきにつくられた島で、そこは17店が集り、真ん中の店を道路が取り巻くようになっていて、その道の外周に商店がはり付いている。客は道を入れば自然に1週するようになる。またその観光道路の反対側にもやや小ぶりの商店集積がある。
この2つの商店集積を取り巻くように由布院の商業施設がうまくまとまっている。
目に付くのはベンチが多いことだ。少し歩くとベンチがある。このベンチがすべてしゃれているのだ。町の美観を高めるのに大いに役立っているように感じられる。
町の周囲は由布岳(1584m)をはじめとして街中も緑が多い。きれいなベンチと自然の緑の取り合わせ、みごとなセンスだ。
午後になったらどこからともなく人が湧き出してきた。
駅に向かって帰ろうとしてコーヒーショップに入った。
『Cafe Duo』(0977-85-3955)である。若い主人が心をこめてコーヒーを淹れてくれる。これはうまい。
ここのコーヒーはブラックでやろう。奥様が若くてきれいだ。(コーヒーとは関係ないね・またやってしまった)
そこで全体的印象だが…
・女性客が多い
・女性向の店が多い。
・昼も夜もいかがわしい店は見ない。
・客引きが全くいない。
・花粉症対策用のマスクをした人は全く見かけない。
ゆっくししたいときには由布院はおすすめだ。
次回行くときは仕事に関係なく、家内と行こう。
出張の時に持参する携行品のリストを整理しておこう。
1.仕事に使うもの(例えばプレゼン用資料一式、以下省略)
2.生活に必要なもの
・洗面具一式
・Yシャツとネクタイ
・下着の着替え
・常備薬(風邪用、傷用、持病用、胃用)
・(場所によっては)目覚し時計
・シェーバー
・手帳
・筆記具
・財布と小銭入れ
・自分の名刺
・面談予定者の名刺(あるいは名前)
・携帯電話
・パソコンとUSB
・乗車券と航空券
・宿泊の予約(券)
・小型の本
この中で、もっとも大切なのが薬である。特に持病の持ち主は気を付けるべきだろう。





☆友達とはじめて海外旅行に行くことになった妻。
旅行社の人「エコノミークラスにしますか、それともビジネスクラスにしますか」。
妻「どちらが先に着きますか」
