1998年公開の映画「アルマゲドン」をご覧になったでしょうか。
このなかで私が注目したシーンは、スペースシャトルに乗り込むとき、グレース(リヴ・タイラー)とその恋人(ベン・アフレック)が歌を口ずさむところです。
どうも私にはこの歌がわからなくて、別れのシーンよりも歌の歌詞に聴き入ってしまいました。
これがジョン・デンバーの名曲「悲しみのジェットプレーン(Leaving On A Jet Plane)」です。
ここのところはファンのみなさんに人気があるシーンのようですね。
後に飛行機事故で亡くなったジョン・デンバーの曲はピーター・ポール&マリーがカバーして世界的に有名になりました。
当時はまだベトナム戦争中とことで戦争に出征する別れの歌として、反戦的なイメージがあったそうです。
それから30年以上たって、今度は宇宙へ飛び出すときの別れの歌として歌われたのです。
地球を救うために発進するシャトルをジェットプレーンにみたてて、「帰ってこれるかわからない」という歌詞が心を打ちました。
John Denver - Leaving on a Jet Plane