ケニー・ロギンス歌う「デンジャー・ゾーン」。
ご存知1986年のアメリカ映画「トップガン」の主題歌です。
F14トムキャット戦闘機が巨大な原子力空母から発艦するシーンは迫力満点でしたね。
今回、お送りする動画は日本で作られたリメイク？のアニメ版です。
勿論、アニメのオリジナルはこの曲は挿入されてはいないのですが、
見つけものなので・・。
by macross zero
「沈黙の艦隊」をご存知でしょうか。
これは一部で呼ばれている、海賊退治のためソマリア沖に派遣された海上自衛隊の護衛艦のことではありません。
1990年代に漫画家のかわぐちかいじ氏が描いた「沈黙の艦隊」という連載漫画です。
これについては前から取り上げたいと思っていました。
実際に派遣された護衛艦隊は、海賊に攻撃されても武器を使用して反撃できないことをなぞって「沈黙の艦隊」呼ばれているようですが、この物語の「沈黙の艦隊」とは「THE SILENT SERVICE」つまり潜水艦のことです。
物語は日米共同で極秘に建造された、日本初の原子力攻撃型潜水艦の処女航海からはじまります。
米軍艦隊の傘の下で活動するはずであったこの潜水艦は突如逃走し、独立国家「やまと」を名乗って日本を目指します。
そして難題を突き付けられた日本政府は海上自衛隊の護衛艦隊を派遣し、この原子力潜水艦を助けようとします。
これは敵対行動だと原潜そして護衛艦ごと撃沈しようとするアメリカ側と、敵対行動でなく攻撃されても反撃しませんと最後まで「専守防衛」に徹しようとする日本側の息をのむ戦闘シーンが描かれています。
この「沈黙の艦隊」はマンガ好きの麻生総理の愛読書としても知られています。
まさか後に総理になった自分が物語のように護衛艦を派遣することになるとは思ってもみなかったかもしれません。
この物語では大国の圧力に屈せず最後まで自分の信念を突き通した竹上総理（故竹下元総理ではありません）が描かれています。
麻生総理にもこのような資質があればもっと日本が良くなると思います。
残念です。
余談ですが、動画でなく原作のほうには、モーツアルトの交響曲「ジュピター」やストラビンスキーの「春の祭典」などが登場しました。
沈黙の艦隊 VOYAGE-1 4/5
シャルル・ペローの名作「長靴をはいた猫」です。
1969年に東映が長編アニメーションにしました。
この作品はあの宮崎駿さんが制作に関わったことで有名です。
物語は猫のネロが少年ピエールを助けてついにはお城のローザ姫とピエールが結ばれるというストーリーです。
私は子供の頃に小学校の体育館で見ましたが、さらわれたローザ姫を助けるため魔王の住む城での大活劇はたいへんに興奮しました。
ネロにピエールそして魔王とその手下たちが城の中で縦横無尽にそしてハチャメチャに戦うシーンは忘れらないもので、後にこのシーンをみたいためにテレビで放映しないか切望したほどでした。
また音楽を担当した宇野誠一郎さんの「びっくりしたニャ・・」というオープニング曲も良かったですね。すぐに覚えてしまいました。
さて1980年代になると再びこのアニメを思い出す作品に出会いました。
「ルパン3世カリオストロの城」です。
ルパンたちが城の中で大活躍するこの作品は「長靴をはいた猫」を思い起こすものでした。
子供の頃、みんな集まって体育館で見た楽しいアニメの思い出の世界へ連れて行ってくれたのです。
まあ同じ宮崎駿さんの作品ということでこじ付けもあるかもしれませんが・・・。
長靴をはいた猫