オリビアを聴きながら

大好きな洋楽を中心にセレクトしています。
ショート、ショートで綴る音楽サロンです。

I'd Rather Go Blind / チキン・シャック

2008-04-29 04:04:02 | 洋楽60年代

フリートウッド・マックとならぶイギリスのブルースバンド、チキン・シャックの「I'd Rather Go Blind」です。
1969年のアルバム「O.K.KEN?」に収録されています。
ボー力ルを担当しているのは紅一点のクリスティン・パーフェクトです。
彼女はキーボードも担当しています。
1968年の結成以来ブルースバンドとして人気を集め前途洋々の彼らでしたが、クリスティーン・パーフェクトが結婚を機に脱退してしまい、活動は次第に停滞化してしまいました。


Chicken Shack - I'd Rather Go Blind



I will always love you / ドリー・パートン

2008-04-27 05:23:54 | 洋楽70年代

70年代のリンダ・ロンシュタットの曲は一通り聴いたつもりですが、当時ちゃんと聴いたらよかったという曲もあります。
1975年にリンダがアルバム「悲しみのプリズナー」で歌った「I will always love you」もそんな一曲です。
この曲は1992年にホイットニー・ヒューストンがケビン・コスナーと共演した映画「ボディガード」で歌って一躍有名になりました。
オリジナルは1973年のドリー・パートン(Dolly Parton)です。
愛していながら別れていく女性のつらさを切なく歌っていますね。

さて、リンダ盤の「I will always love you」を改めて聴いてみました。
明らかにドリー・パートンやホイットニー・ヒューストンとアレンジが違いますね。
両人とも情感たっぷりに歌っているのに対してリンダのほうはサラリと歌っています。
このことがホイットニー・ヒューストン盤を聴いたとき初めて聴く曲と勘違いしたのかもしれません。
リンダ盤の「I will always love you」はHMVで試聴出来ます。


Dolly Parton - I will always love you



ブラック・マジック・ウーマン / フリ-トウッド・マック

2008-04-25 00:41:53 | フリートウッド・マック

ブラック・マジック・ウーマンときいて何をイメージしますか。
黒装束に金髪、頭にとんがり帽子ならぬシルクハットを被った魔女でしょうか。
彼女がフリートウッド・マックに現れるのはずっと後のことです・・・?。

Fleetwood Mac、ピーターグリーン(Peter Green)時代の最高傑作である「ブラック・マジック・ウーマン(Black Magic Woman)」です。
1969年のアルバム「The Pious Bird Of Good Omen (聖なる鳥)」に収録されています。
その後この曲をサンタナがカバーして世界的な大ヒットとなりました。
失礼ながらどこか紙一重の凄さというかカルト的な感じもしますね。


Black Magic Woman (live) - Fleetwood Mac



Man of the World / フリ-トウッド・マック

2008-04-23 01:13:52 | フリートウッド・マック

ピーター・グリーンの曲をもう一曲聴きたくてさがしてみました。
こちらは彼のベスト盤ともいえる「Man Of The World -Anthology 1968-1988」に収められてる同名のタイトル曲です。
彼はバンド在籍当時からドラッグに蝕まれており、精神不安定の状態に陥っていました。
そういうこともあって彼の音楽はどうしても病的なイメージを持ってしまうのですが、この「Man Of The World」はさすがしっかり仕事をしているなという印象の素晴らしい曲です。

Fleetwood Mac Man of the World Peter Green



Need Your Love So Bad / フリートウッド・マック

2008-04-20 07:46:17 | フリートウッド・マック

今回もまた、ブルース&ロックをお送りいたします。
フリートウッド・マック、1969年のアルバム「The Pious Bird Of Good Omen (聖なる鳥)」から「Need Your Love So Bad」です。
初期のフリートウッド・マックの通称ピーターグリーン時代の作品です。
ピーターグリーンといえば「ブラック・マジック・ウーマン」で有名ですが、このような素晴らしいバラード曲も残しています。
どこか哀愁と懐かしさのあるサウンドです。

ちなみにこのころのメンバーはピーター・グリーン(ギター)、ジェレミー・スペンサー(ギター)、ミック・フリートウッド(ドラム)、ジョン・マクヴィー(ベース)に新加入のダニー・カーワン(ギター)の5人で、メンバーの名前を基にしたピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック(Peter Green's Fleetwood Mac)のバンド名を名乗っていました。。


Fleetwood Mac - Need Your Love So Bad



Healer / ジョン・リー・フッカー&サンタナ

2008-04-17 23:04:38 | Weblog

ジョン・リー・フッカーの1989年のアルバム「The Healer」からもう一曲お送りします。
サンタナと競演した「Healer」です。
素晴らしいサンタナのギターサウンドですね。
それにしてもフッカーが歌いはじめると完全に彼のペースになってしまいます。
彼の長い長いキャリアがなせる技でしょうか。


John Lee Hooker & Santana - The Healer



I'm In The Mood / ジョン・リー・フッカー&ボニー・レイット

2008-04-14 18:23:57 | 洋楽80年代

1970年代、夜は必ず米軍放送(FEN)を聴いていました。
みんなが寝静まった夜遅くいつもこんな曲が流れていた気がします。
ソウルフルでアメリカ人の心をくすぐる歌、懐かしい思い出です。

1989年、ボニー・レイットがジョン・リー・フッカーのアルバム「The Healer」で彼とデュエットした曲が「I'm In The Mood」です。
ここでもグラミー賞を受賞しています。


John Lee Hooker and Bonnie Raitt play "I'm In The Mood"



Love has no Pride / ボニー・レイット

2008-04-12 03:13:53 | 洋楽70年代

ボニー・レイットの「Love has no Pride」です。邦題は「ラヴ・ハズ・ノー・プライド」。
1972年のアルバム「Give It Up」に収録されています。
この曲はリンダ・ロンシュタットの曲としても有名です。
力強く歌うリンダに対し、優しく、そしてどこか寂しげな歌い方のボニーもなかなか良いです。
ボニー・レイットは1971年にデビューしたロックギタリスト兼ブルース、R&Bの女性ボーカリストです。
デビュー以来長らく大ヒットに恵まれなかったのですが、1989年に初のアルバムチャート1位を記録し3部門でグラミー賞を受賞しました。
また1991年の「Luck of the Draw」でもアルバム・チャート2位を記録し、グラミー賞を3部門で受賞しています。凄い経歴ですね。

なおこの「Love has no Pride」はリビィ・タイタスがエリック・カズと共作でつくった曲です。
リビィ・タイタス自身も1993年にリリースしたアルバムで歌っています。
このアルバムは知る人ぞ知る隠れた名盤となっています。


Love has no Pride by Bonnie Raitt



カジノ・ロワイヤル(1967) / ダスティ・スプリングフィールド

2008-04-05 21:20:03 | 映画

記念すべきイアン・フレミング原作の007シリーズ第一作目作品「カジノ・ロワイヤル」は1967年に映画化されました。
しかし後に一連の007シリーズを手がけるイオン・プロダクションはこの作品の映画権取得に失敗し、別の制作会社によって映画がつくられました。
この映画には多くの有名映画監督や俳優が参加しましたが、全くまとまりがつかないハチャメチャ、ドタバタのスパイ映画になってしまいました。
それでもこの映画の音楽のほうは、作曲・編曲がバート・バカラック、演奏がハープ・アルバート&ティファナ・ブラスという素晴らしい顔ぶれで高い評価を得ました。
とくに、前回のベイ・シティ・ローラーズで触れた、ダスティ・スプリングフィールドが歌う「The Look Of Love」(邦題は「恋の面影」)は007のテーマ曲として有名です。


Dusty Springfield - The look of love



二人だけのデート / べイ・シティ・ローラーズ

2008-04-03 21:45:14 | 洋楽70年代

べイ・シティ・ローラーズ、1976年のヒット曲「二人だけのデート」です。
原題は「I ONLY WANT TO BE WITH YOU」。全米ヒットチャートで最高位12位を記憶しました。

べイシティローラーズは第2のビートルズと騒がれ日本でも凄い人気でした。
当時彼らに熱狂したティーンエイジャーも多かったのではないでしょうか。
私はほとんど興味がなかったのですが、この「二人だけのデート」は好きでよく聴いていました。
オリジナルはダスティ・スプリングフィールドが1964年にヒットさせたのですが、ローラーズのバージョンの方が好きです。


I ONLY WANT TO BE WITH YOU