3回にわたってお送りしたバーバラ・ウェザース特集の最終回はソロ2枚目アルバム「Seeing For The Very First Time」の紹介です。
バーバラは1990年のファーストアルバム「Barbara Weathers」後に活動を休止し、長い沈黙を守ってきました。
その間に自分の歌をみつめなおし、さらにレコード会社も変え、自分の意見がアルバム制作に十分反映されるようになりました。
つまり、自分が歌いたい曲を歌うと固く決心したのです。
そして1995年に出したのがこの「Seeing For The Very First Time」です。
これはもうババーラ・ウェザースの決定版(完全形)ともいえるアルバムです。
彼女のもっとも得意とするバラード曲を中心に出来ており、ライブ感覚の弾むような「What Kind Of World Is This」、シンプルな「Show Me」そして哀愁深いデュエット曲の「All Of My Love」など素晴らしい曲ばかりです。
私はCDショップで試聴したのですが、曲をたった一章節聴いただけで歌の虜になってしまいました。
スティーブ・ミラー・バンドの「フライ・ライク・ア・イーグル」です。
1976年のアルバム「Fly Like a Eagle」のタイトル曲です。
この曲はスティーブ・ミラー・バンドの曲調がもっとも出ているのではないでしょうか。
ブルースを基調とした独特のボーカル、そしてギタ-ワーク、シンセサイザーを駆使した独特のサウンド、これらが良くマッチしていますね。
まさにスティーブ・ミラー節といって良いのではないでしょうか。
「ふたりだけのクリスマス」は「ホテル・カリフォルニア」で絶頂期を迎えたイーグルスが1978年にシングルオンリーで出したファン謝恩シングル的な曲です。
原題は「Please Come Home For Christmas」、テキサスのブルース・マン、チャールズ・ブラウンとジーン・レッドによる曲でした。(with Charles Brown, Gene C. Redd 1960?)
これをイーグルスがカバーしたことにより一躍有名な曲になりました。
発売当時私もイーグルスの記念になると購入したのですが、クリスマスソングを聴く習慣がないため長らく自分の部屋に飾っていました。 http://www.youtube.com/watch?v=K34Nq8fm_oc